1993年の中島みゆきのアルバム曲『あどけない話』
この曲は、中島みゆきが吉田日出子が出演したミュージカル「ラヴ・ミー・テンダー」のために書き下ろした曲だ。
中島みゆきは、「夜会」をスタートさせる時に吉田日出子に相談に乗ってもらっていたという。
この記事は、
- 『あどけない話』は吉田日出子への提供曲
- ミュージカル「ラヴ・ミー・テンダー」のモチーフになった中島みゆきの曲
- 「夜会」への後押しをした吉田日出子
について書いてます!
中島みゆき『あどけない話』
作詞・作曲 中島みゆき
編曲 瀬尾一三
吉田日出子への提供曲
ミュージカル「ラヴ・ミー・テンダー」のために書き下ろされた
『あどけない話』は、1991年に東京・渋谷のbunkamuraシアターコクーンで上演されたミュージカル「ラヴ・ミー・テンダー」のために書き下ろされた曲。
出演した吉田日出子によって歌われ、1992年6月25日にシングルリリースされている。
ちなみに、B面では、中島みゆきの楽曲『歌姫』をカバーしている。
「ラヴ・ミー・テンダー」のモチーフは『南三条』
ミュージカル「ラヴ・ミー・テンダー」のサブタイトルは「七つの恋物語」。
オムニバス形式でストーリーが展開していく。
その1つが、中島みゆきの楽曲『南三条』の歌詞がモチーフになっている。
「夜会」への後押しをした吉田日出子
ミュージカル「ラヴ・ミー・テンダー」が上演されたbunkamuraシアターコクーンといえば、かつて中島みゆきが「夜会」を行っていた所だ。
「夜会」を立ち上げようとしていた頃、中島みゆきは、吉田日出子に相談に乗ってもらっていたことがあった。
自分は「夜会」を続けていけるものだろうか?
そんな中島みゆきの不安に、吉田はあっけらかんと答えた。
「あら~、でも1日1公演でしょ?」
吉田を始めとする多くの演劇人が1日2公演というペースでやっているのだ。
その言葉に、中島みゆきは、「やれるかもしれない」と自信を持つことができたのである。
吉田日出子は2002年に「夜会VOL.12 ウィンター・ガーデン」で中島みゆきと共演する予定だった。
だが、突発性難聴のために降板している。
『あどけない話』はこんな曲
おとぎ話を、いつまでも語り続けようとする者。
いつまでも頷いて聞き続ける者。
それがありえない話だとしても、信じ合うことで意味を持つのだ。
「いつかおまえに見せてあげよう
沈まない月も 翼のある花も」
終ることない夢のはなし
いつまでも私 うなずきましょう
(『あどけない話』より)
『あどけない話』のみんなの感想
中島みゆきの「あどけない話」や「歌姫」に共感するのは女性要素なのか男性要素なのか。
— 多魔丘陵@肉球新党 (@gako_nya) November 30, 2017
中島みゆき様の『あどけない話』の恋愛観もすごく好きです。内心「ありえないこと」「夢のはなし」と一刀両断しているのに「いつまでも私 うなずきましょう」と続くところが
「愛すると~夢を聞かせたくなるわ」と歌われているのは男性の方ですが、愛すると何でも受け入れたくなる「私」に共感します— ありか (@sugar57cent) October 1, 2021
おとぎ話だなんてせつなすぎないかい。 Now playing
中島みゆき 「あどけない話」
Album 「時代 -Time goes around-」— Sei Ken (@ji6czd) September 25, 2010
『あどけない話』をフルで聴く方法
単品購入
収録アルバム
『時代-Time goes around-』
1993年リリースのオリジナルアルバム。
- 1993年版『時代』
- 幻のデビュー曲と言われている『あたし時々おもうの』
- 工藤静香に提供した『慟哭』
を含む全11曲。
【収録曲】
『時代』『風の姿』『ローリング』『あどけない話』『夢見る勇気(ちから)』『あたし時々おもうの』『流浪の詩』『雨月の使者』『慟哭』『孤独の肖像1st.』『かもめの歌』
⇒『時代-Time goes around-』の解説&みんなの感想
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