中島みゆき『Maybe』【試聴あり】|鈴木保奈美出演CMソング

1992年の中島みゆきのシングル『Maybe』

この曲は、中島みゆきが「夜会」のために書き下ろした曲で、鈴木保奈美が出演したCMに起用された。
「夜会」のどんなシーンでこの曲が歌われたのか、また、この曲に対する中島みゆきのインタビューを交えながら色々みていこう。

この曲は、

  • 「夜会」から生まれた『Maybe』
  • CMやドラマに登場した『Maybe』

について書いてます!

夢おじ子
夢おじ子
中島みゆきの曲を全て聴いてきたファン歴30年以上の夢おじ子が解説!

中島みゆき『Maybe』


作詞・作曲 中島みゆき

編曲 瀬尾一三

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『誕生』と両A面シングル

『Maybe』は、1992年3月4日に『誕生』と両A面シングルでリリースされている。

『誕生』は、映画「奇跡の山 さよなら、名犬平治」の主題歌。
中島みゆきのシングルにおいて、収録された2曲がすべてタイアップされるのは、これが初。

「夜会」から生まれた曲

初収録された「夜会」オリジナル曲

『Maybe』は、『夜会1990』の中で生まれたオリジナル曲で、1992年のオリジナルアルバム『歌でしか言えない』に収録された。
「夜会」のオリジナル曲が、アルバムに収録されたのはこれが初めて。
編曲は、「夜会」の時と同じ瀬尾一三が手掛けていて、演奏したミュージシャンやコーラスも「夜会」のメンバーそのままでレコーディングが行われた。

ОLの立場で歌われた

『夜会1990』は、様々な立場の女が登場する。
『Maybe』は、辛い恋を仕事の忙しさに紛らせようとするОLの立場で歌われている。

弱気になった人たちは強いビル風に飛ばされる
私は髪をきつく結いあげて 大きなバッグを持ち直す
(『Maybe』より)

中島みゆきは、1991年「月刊カドカワ」11月号のインタビューでこのように答えている。

「私、企業に勤めたことはないけど、仕事してたことはありますからね。仕事して給料もらってたっていうことはあるから」

そして、今のシンガーソングライターという仕事も、いわば職業婦人。
中島みゆきは、自身をある種のОLと自覚している。

中島みゆきは、アマチュア時代に様々なアルバイトをしている。
郵便局、コンサートのチケットのもぎり、お茶くみ、試食品のマネキンetc.

タイアップCM

『Maybe』は、1991~1992年に放送されたパナソニック「ブレンビー」のCM曲に起用された。
CMでは、イントロのアカペラ部分のみが使われている。

パナソニック「ブレンビー」は家庭用撮影カメラで、「手ぶれのないムービー(映像)」が撮れるという商品特徴を謳っている。
『Maybe』が使用された鈴木保奈美出演のCMには、「冬編」「春編」の2パターンがある。

  • 「冬編」……ゲレンデのスキーヤーの滑りを鈴木保奈美がブレンビーで撮影しながら声援を送る。
  • 「春編」……入学式の日の息子を教室の後ろからブレンビーで撮影している父親。だが、カメラは自ずと小学校の担任教師を演じる鈴木保奈美へと向く。

ドラマ「親愛なる者へ」にも登場

1992年に放送されたドラマ「親愛なる者へ」(フジテレビ系)の劇中に、『Maybe』の歌詞をモチーフにしたシーンがある
それは、第6話「夫のアリバイ証明」の中で、後藤弥生(斉藤慶子)という女がデート前のルーティンについて語るくだり。
いつも男より先に喫茶店に行って、パウダールームで自己暗示をかけるというのものだが、これは以下の歌詞による。

思い出なんか何ひとつ私を助けちゃくれないわ
私をいつも守ってくれるのはパウダールームの自己暗示
(『Maybe』より)

「親愛なる者へ」(フジテレビ系)は、中島みゆき色の強いドラマだ。
主題歌『浅い眠り』を始め、劇中には多く中島みゆきの楽曲が流れた。
また、中島みゆき自身も、産婦人科医という重要な役で出演している。

⇒『浅い眠り』の記事はコチラ

⇒ドラマ「親愛なる者へ」の記事はコチラ

中島みゆき曰く歌で聴くべき曲

1991年「月刊カドカワ」11月号のインタビューで、中島みゆきは、『Maybe』についてこのように語っている。

「やっぱりこの歌の場合は歌詞だけ読んでもらっちゃ困るね」

それをよく示す以下の歌詞を引用している。

なんでもないわ 私は大丈夫
なんでもないわ 私は傷つかない
(『Maybe』より)

これは、傷ついた女が平気を装っているセリフだ。
字面だけでは辿れない裏の気持ちは、崩れそうな心許ない歌声に乗せることでその真意が伝わる。
歌という形式で初めて活きる歌詞なのだ。

カバーしたアーティスト

中村中

これまでの「夜会」の名シーンを集めて再現したステージ「夜会工場」
その第2弾である『夜会工場VOL.2』の中の1曲が『Maybe』だ。
中村中は、『夜会1990』での中島みゆきと同様に、ОLに扮してこの曲を歌っている。

中村中は、2014年『夜会VOL.18 橋の下のアルカディア』と2016年『夜会VOL.19 橋の下のアルカディア』で、中島みゆきと共演している。

『Maybe』はこんな曲

心の傷を隠しながら、たくましく生きていく女の姿が描かれている。
歌の表情を変えることで、強さと脆さの両方を表現。

Maybe 夢見れば Maybe 人生は
Maybe つらい思いが多くなるけれど
Maybe 夢見ずに Maybe いられない
Maybe もしかしたら
(『Maybe』より)

『Maybe』のみんなの感想

本人映像

『夜会1990』

1990年上演。初めて映像化された「夜会」作品。
様々なシチュエーションの中の様々な女の孤独にスポットライトが当てられている。

『Maybe』をフルで聴く方法

単品購入

⇒『Maybe』(レコチョク試聴あり)

収録アルバム

『歌でしか言えない』

1991年リリースのオリジナルアルバム。

  • テレビ朝日系「ニュースステーション」のコーナーソング『おだやかな時代』
  • パナソニック「ブレンビー」のCMソング『Maybe』
  • 国語の教科書に掲載された『永久欠番』

を含む全11曲。

【収録曲】
『C.Q.』『おだやかな時代』『トーキョー迷子』『Maybe』『渚へ』『永久欠番』『笑ってよエンジェル』『た・わ・わ』『サッポロSNOWY』『南三条』『炎と水』

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⇒『歌でしか言えない』の解説&みんなの感想

『Singles II』

1987年から1993年までのシングルを収録したコレクションアルバム第2弾。

【収録曲】
『時代』『最後の女神』『ジェラシー・ジェラシー』『兆しのシーズン』『浅い眠り』『親愛なる者へ』『誕生』『Maybe』『トーキョー迷子』『見返り美人 (2nd Version)』『with』『笑ってよエンジェル』『あした』『グッバイガール』『涙 -Made in tears-』『空港日誌』『仮面』『熱病 (2nd Version)』『御機嫌如何』『シュガー』

⇒レコチョクで購入(試聴あり)

⇒『Singles II』の解説&みんなの感想

『10 WINGS』

1995年リリースのオリジナルアルバム。

  • 「夜会」のテーマ曲『二隻の舟』のリメイク
  • パナソニック「ブレンビー」のCMソング『Maybe』のリメイク
  • 世良公則とのデュエット『ふたりは』

を含む全10曲。

【収録曲】
『二隻の舟』『思い出させてあげる』『泣かないでアマテラス』『Maybe』『ふたりは』『DIAMOND CAGE』『I love him』『子守歌』『生きてゆくおまえ』『人待ち歌』

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⇒『10 WINGS』の解説&みんなの感想

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