「中島みゆき」の曲をコンプリするのは、そう簡単なことではない。
1975年のデビュー以来、毎年コンスタントにアルバムを出しているのだから、その曲数は容易に想像つくと思う。
そこで今回は、手軽に聴けるアルバム2選と題して記事を書いてみた。
この記事を読むと、こういうことが分かる。
・初心者にオススメの中島みゆきのアルバムが知りたい。
・お金をあまりかけずに中島みゆきの代表曲を聴きたい。
ベストアルバムをあてにしちゃいけない理由
ベストアルバムですら網羅しきれない中島みゆきの代表曲
一言に中島みゆきの曲と言っても、その数は膨大である。
2020年時点、オリジナルアルバムだけでも43枚。
1枚あたり約10曲だから単純計算して400曲くらいだろうか。
『夜会』でしか歌われない曲も加えるとそれ以上をこれまでに輩出している。
また、ヒット曲&代表曲も実に多く、その全てを1枚に収めたベストアルバムは今のところ出ていない。
これまでに出ているベストアルバムは以下の通り。
『中島みゆき THE BEST』(1985年発売。現在廃盤)
『中島みゆき PRESENTS BEST SELECTION 16』(1989年発売。現在廃盤)
『中島みゆき BEST SELECTION II』(1992年発売。現在廃盤)
『大吟醸』(1996年発売)
『大銀幕』(1998年発売)
『中島みゆき・21世紀ベストセレクション『前途』』(2016年発売)
廃盤も含めると実に6枚ものベストアルバムが出ている。
ベストアルバムになぜ入れた?という曲がある
これらベストアルバムに収録された曲を見るとベストにふさわしい曲がある一方で、「コレどうしてベスト盤に入れたのかなあ?」と首を傾げる曲も入っている。
良曲であることは間違いないのだがベストアルバムのラインナップで考えると違和感を覚えてしまうモノがわりとちらほら見あたるのだ。
「初心者のための2枚を選ぶ」という縛りがあるのなら、2枚全てをベストアルバムから選ぶのはヤメておいた方がいいかも。
おすすめアルバム2選
お待たせしました。
中島みゆき初心者が選ぶべきおすすめアルバム2選を発表致します。
『大吟醸』
ベスト盤の中で最もバランスのとれたベストアルバム。
スニーカーでいうスタンスミスといったとこだろうか。
さっきベストアルバムには懐疑的な見解を示したが、こちらのベスト盤だけはぜひ押さえておきたい。
デビューから1995年までに発表した曲の中から誰もが認める名曲を取り揃えている。
中島みゆき最大のヒット曲である『空と君のあいだに』
中島みゆきにとっての初のオリコン10入り&1位を獲得した『わかれうた』
1980年代のヒット曲『悪女』
中島みゆきにとって初のミリオンセラーシングル『浅い眠り』
アジアで大ヒットを巻き起こした『ルージュ』
工藤静香に提供して大ヒットした『慟哭』
長く人々に愛されている不朽の名曲『時代』『ファイト』
などなど。
単にヒット曲&代表曲というだけでなく色んな中島みゆきの顔が見えてくるベスト盤だ。

『Singles 2000』
次におすすめしたいのがシングルコレクション。
本来なら、『大吟醸』の姉妹ベスト盤ともいうべき『大銀幕』をオススメするべきだが、実は『Singles 2000』と被る曲が多い。
さらには、『大銀幕』には入っていない『地上の星』『ヘッドライト・テールライト』も収録されていて、なおかつ『大吟醸』に入っている『旅人のうた』『空と君のあいだに』『ファイト!』も引き継いでいる。
シングルコレクションでありながら、どえらいベスト色の強いアルバムなのだ。

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