中島みゆき『とろ』は幼少期の中島みゆきのあだ名だった【試聴あり】

とろ

2006年の中島みゆきのアルバム曲『とろ』

「とろい」という言葉から生まれたこの曲名は、中島みゆきの幼少期のあだ名だ。
このあだ名のルーツを辿っていくと、中島みゆきがどういう子供だったのかが見えてくる。
「とろ」にまつわるエピソードをインタビューで語っているのでみていこう。

この記事は、

  • 『とろ』は中島みゆきのあだ名だった
  • 中島みゆきの幼少期のエピソード
  • LAのミュージシャンが黙りこんだ歌唱法

について書いてます!

夢おじ子
夢おじ子
中島みゆきの曲を全て聴いてきたファン歴30年以上の夢おじ子が解説!

中島みゆき『とろ』


作詞・作曲 中島みゆき

編曲 瀬尾一三

「とろ」とは中島みゆきのあだ名だった

2006年の産経新聞東京朝刊のインタビューで、中島みゆきは、「とろ」のモデルが自分自身であることを明かしている。

「幼稚園から中学までずっと呼ばれていたあだ名です」

CDの英訳歌詞カードには、この曲のタイトルが「too slow」と訳されている。
つまり、「とろ」とは「とろい」という形容詞に由来したあだ名なのだ。

とろ、何とかならないか
考え考え日が暮れる
(『とろ』より)

不名誉なあだ名を曲にするというところに、中島みゆきの捨て身の覚悟が窺える。

「今回はストレート、飾りなしを念頭に置きましたので。今までだったら、「ちょっと恥ずかしくて出せません、縁談に差し支えるから」というのもかなぐり捨てた。いいのもう、って」

中島みゆきの幼少期のエピソード

何かやりたかったかなんて
今日も置き去りで24時
間に合わない宿題が
またひとつ積み上がる
(『とろ』より)

中島みゆきはそんなに「とろ」かったのか?
まだデビュー間もない1976年に出演したラジオ番組「ポプコンアウトアンドイン」で、中島みゆきは、自身の幼少期を振り返っている。

「幼稚園から帰ってきたときにね、角曲がって帰ってる姿が見えるところから家まで2時間かかるの」

家がすぐそこにあるという距離にありながら、そこから空を眺めたり、地面に転がってる石を見たりして、2時間かけてゆっくりと家へ帰っていくのだ。

「なんにも考えずに空を見てるからね。何かを考えると疲れるからね」

のんびりしたこの性格のおかげで、友達付き合いには苦労していたようだ。
どう声を掛けたらいいのか分からず、「また、断られたらどうしよう?」という不安の方が勝って、輪の中に入っていけなかったことがよくあったという。

こすぎじゅんいちの著書「魔女伝説 中島みゆき」(集英社文庫)の中で、中島みゆきの言葉が引用されている。

「小さい時から、何をしてもすごく遅いんですね。だから、急がないと、みんな先に行ってしまうという強迫観念がすごくあるんです」

この考えは、『とろ』の歌詞に反映されている。

間に合わないって気持ち
あなたにはわかるかい
追いつかないって気持ち
あなたにはわかるかい
(『とろ』より)

⇒中島みゆきの生い立ちについての記事はコチラ

独特の歌唱法とアレンジ

幼い子が歌ったようなその歌唱法も『とろ』の魅力の1つ。
2007年「ダ・ヴィンチ」1月号のインタビューでは、レコーディング中、LAのミュージシャンが顎が外れるほど口を開けて驚いていたと語っている。
歌い終えた後、キーボード担当のジョン・ギルティンからは「新しい声をゲットしたんだね」と声を掛けられたという。

また、アレンジもユーモラス。
「ラジオ瀬尾さん」の中で、「「みんなのうた」(NHK教育)みたいでしょ?」と瀬尾一三が発言しているところから、その路線を狙ったサウンドであることが分かる。

瀬尾がこの一風変わった曲を初めてデモテープで聴いたとき、目がテンになったらしい。
だが、曲中に瀬尾一三のコーラスが入ったとき、今度は中島みゆきの目がテンになったという。

『とろ』はこんな曲

周りのペースに合わせられない自分の性格に悩む女の子。
微笑ましいほどユーモラスなタッチの仕上がりになっている。

間に合わない宿題が
またひとつ積み上がる
とろ、何とかならないか
考え考え日が暮れる
(『とろ』より)

『とろ』のみんなの感想

『とろ』をフルで聴く方法

単品購入

⇒『とろ』(レコチョク試聴あり)

収録アルバム

『ララバイSINGER』

2006年リリースのオリジナルアルバム。

  • 岩崎宏美へ提供した『ただ・愛のためにだけ』
  • TOKIOへ提供した『宙船(そらふね)』
  • 華原朋美へ提供した『あのさよならにさよならを』
  • 工藤静香へ提供した『Clāvis -鍵-』
  • 幼少期の自分を歌った『とろ』
  • デビューシングル『アザミ嬢のララバイ』へのオマージュ曲『ララバイSINGER』

を含む全12曲。

【収録曲】
『桜らららら』『ただ・愛のためにだけ』『宙船(そらふね)』『あのさよならにさよならを』『Clāvis -鍵-』『水』『あなたでなければ』『五月の陽ざし』『とろ』『お月さまほしい』『重き荷を負いて』『ララバイSINGER』

⇒レコチョクで購入(試聴あり)

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⇒『ララバイSINGER』の曲解説&みんなの感想

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