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中島みゆき『大吟醸』の曲解説&みんなの感想【試聴あり】|1996年のベストアルバム

大吟醸

1996年の中島みゆきのベストアルバム『大吟醸』

2000年より前のヒット曲を収めた、非常にバランスのよいベストアルバムで、中島みゆき入門者にはオススメの1枚だ。

1曲ずつみていこう。

この記事は、

  • 『大吟醸』の特徴
  • 『大吟醸』の曲解説&みんなの感想

について書いてます!

夢おじ子
夢おじ子
中島みゆきの曲を全て聴いてきたファン歴30年以上の夢おじ子が解説!

中島みゆき『大吟醸』

1996年リリースのベストアルバム。
デビュー期から1995年までのヒット作を詰め込んだ珠玉の14曲。

【収録曲】
『空と君のあいだに』『悪女』『あした』『最後の女神』『浅い眠り』『ルージュ』『誕生』『時代』『わかれうた』『ひとり上手』『慟哭』『狼になりたい』『旅人のうた』『ファイト!』

⇒レコチョクで購入(試聴あり)

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『大吟醸』の特徴

週間オリコンチャート1位

『大吟醸』は、1996年3月21日にリリースされ、週間オリコンチャート1位を記録。
これにより、当時44歳だった中島みゆきは、オリコンチャート1位獲得アーティスト最高齢記録を打ち立てた。
なお、この記録は2年後に、松任谷由実によって塗りかえられている。

それまでのベストアルバムを廃盤へ

『大吟醸』のリリースにより、それまで出ていたベストアルバム『中島みゆき THE BEST』『中島みゆき PRESENTS BEST SELECTION 16』『中島みゆき BEST SELECTION II』の3枚を廃盤にしている。

バランスの取れたラインナップ

誰もが認める代表曲を新旧バランスよく配したベストアルバムになっている。

中島みゆきは、1970年代、1980年代、1990年代と、3つの年代に渡って週間オリコンチャート1位を獲得した史上初の歌手。
それら1位曲『わかれうた』『悪女』『空と君のあいだに』『旅人のうた』が全て本アルバムには収録されている。

他の歌手に提供してヒットさせた『慟哭』は、作家としての中島みゆきを印象づけている。
『ルージュ』は、アジア圏で大ヒットし、国際的に認知度を高めた1曲。
18年ぶりにセルフリメイクした『時代』は、時間の風化を感じさせない不朽の名曲だ。

「中島みゆきの縮図」「中島みゆきの入門書」とも呼べるような、圧巻の1枚なのだ。

『大吟醸』の曲解説&みんなの感想

『空と君のあいだに』

⇒『空と君のあいだに』(レコチョク試聴あり)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 瀬尾一三

1994年のシングル。
1994年放送のドラマ「家なき子」(日本テレビ系)の主題歌として書き下ろされた曲。

週間オリコンチャート1位を記録し、146万枚のセールスを記録。
中島みゆきの中で最も売れたシングルだ。

歌詞は、ドラマに登場する犬の視点から描かれている。

空と君とのあいだには
今日も冷たい雨が降る
君が笑ってくれるなら
僕は悪にでもなる
(『空と君のあいだに』より)

⇒『空と君のあいだに』の記事はコチラ

『悪女』

⇒『悪女』(レコチョク試聴あり)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 船山基紀

1981年のシングル。
週間オリコンチャートで1位を獲得した。

爽やかなサウンドにのせて、愛する男に嫌われようと悪女を演じる哀しい女が描かれている。

悪女になるなら 月夜はおよしよ
素直になりすぎる
隠しておいた言葉が ほろり
こぼれてしまう「行かないで」
(『悪女』より)

⇒『悪女』の記事はコチラ

『あした』

⇒『あした』(レコチョク試聴あり)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 瀬尾一三

1989年のシングル。
KDD「001」のCMソングに起用された。
当時、カラオケで歌われる中島みゆきの定番曲だったのだ。

もしも明日 私たちが何もかも失くして
ただの心しか持たない やせた猫になっても
もしも明日 あなたのため何の得もなくても
言えるならその時 愛を聞かせて
(『あした』より)

⇒『あした』の記事はコチラ

『最後の女神』

⇒『最後の女神』(レコチョク試聴あり)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 瀬尾一三

1993年のシングル。
報道番組「筑紫哲也 NEWS23」(TBS系)のテーマソングとして書き下ろされた。

この番組の中で、筑紫哲也は中島みゆきと対談している。
その中で、どんなニュースの根底にも流れている人の熱を意識しながらこの曲を書いたと明かしている。

あぁ あれは壊れたオモチャ
いつもいつも好きだったのに
僕には直せなかった
夢の中で今も泣いている
言葉にならない SOSの波
受けとめてくれる人がいるだろうか
(『最後の女神』より)

⇒『最後の女神』の記事はコチラ

『浅い眠り』

⇒『浅い眠り』(レコチョク試聴あり)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 瀬尾一三

1992年のシングル。
1992年放送のドラマ「親愛なる者へ」(フジテレビ系)の主題歌として書き下ろされた。
このドラマには、中島みゆきが産婦人科医として出演している。

また、この年、「FNS歌謡祭」(フジテレビ系)にも顔を出し、露出の多かった年といえる。

週間オリコンチャート2位を記録。
中島みゆき初のミリオンセラーシングルである。

恋しさを聞かせてよ
惜しみなく聞かせてよ
他人じゃないなら なおさら なおさら
(『浅い眠り』より)

⇒『浅い眠り』の記事はコチラ

『ルージュ』

⇒『ルージュ』(レコチョク試聴あり)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 戸塚修

1979年のアルバム『おかえりなさい』の収録曲。

ちあきなおみのオファによって中島みゆきが書き下ろした曲。

その後、1992年にフェイ・ウォンがカバーしたことがきっかけで、アジア圏で大ヒットした
中島みゆきの曲が、国境を越え受け入れられた一例である。

つくり笑いがうまくなりました
心馴染めない人にでも
つくり笑いがうまくなりました
ルージュひくたびにわかります
(『ルージュ』より)

⇒『ルージュ』の記事はコチラ

『誕生』

⇒『誕生』(レコチョク試聴あり)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 瀬尾一三

1992年のシングル。
1992年公開の映画「奇跡の山 さよなら、名犬平治」の主題歌として中島みゆきが書き下ろした。

曲作りの着想を得ようと映画編集など現場にも立ち会っている。
映画を越えた普遍的な愛を歌うこの曲は、今も多くの人によって愛されている。

Remember 生まれた時だれでも言われた筈
耳をすまして思い出して最初に聞いた Welcome
Remember けれどもしも思い出せないなら
わたしいつでもあなたに言う 生まれてくれて
Welcome
(『誕生』より)

⇒『誕生』の記事はコチラ

『時代』

⇒『時代』(レコチョク試聴あり)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 瀬尾一三

1975年の「第10回ポピュラーソングコンテストつま恋本選会」「第6回 世界歌謡祭」でグランプリを受賞した曲。

1975年にシングルリリースされているが、時の経過と共にサウンドが古くなってしまったため、1993年にセルフリメイクし、再リリースしている。
セールス的にそこまでヒットした曲ではないが、未だに歌い継がれる中島みゆきの代表曲だ。

まわるまわるよ 時代はまわる
喜び悲しみくり返し
今日は別れた恋人たちも
生まれ変わってめぐりあうよ
(『時代』より)

⇒『時代』の記事はコチラ

『わかれうた』

⇒『わかれうた』(レコチョク試聴あり)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 吉野金次 福井崚

1977年のシングル。
初めての週間オリコンチャートトップ10入り&1位獲得曲。

中島みゆきの歌は暗い、怖いetc.のカラーを世の中に植え付けた曲ともいえる。
後に中島みゆきは、この曲によって、1つの看板を作ってしまったと語っている。

わかれはいつもついて来る
幸せの後ろをついて来る
それが私のクセなのか
いつも目覚めれば独り
(『わかれうた』より)

⇒『わかれうた』の記事はコチラ

『ひとり上手』

⇒『ひとり上手』(レコチョク試聴あり)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 萩田光雄

1980年のシングル。
週間オリコンチャート6位を記録した。

『ルージュ』同様、この曲もアジア圏で多くのアーティストにカバーされている
テレサ・テンもその1人。

ひとり上手と呼ばないで
心だけ連れてゆかないで
私を置いてゆかないで
ひとりが好きなわけじゃないのよ
(『ひとり上手』より)

⇒『ひとり上手』の記事はコチラ

『慟哭』

⇒『慟哭』(レコチョク試聴あり)

作詞 中島みゆき
作曲 後藤次利
編曲 瀬尾一三

1993年のアルバム『時代-Time goes around-』の収録曲。

1992年に後藤次利とのタッグにより工藤静香へ提供された曲のセルフカバーだ。
ドラマ「あの日に帰りたい」(フジテレビ系)の主題歌に起用され、シングルリリースされた工藤版は、週間オリコンチャート1位を記録
工藤にとって最大のヒット曲となった。

ひと晩じゅう泣いて泣いて泣いて
気がついたの
ともだちなんかじゃないという想い
ひと晩じゅう泣いて泣いて泣いて
わかったのに
いちばん先に知らせた ともだちが
私だなんて 皮肉だね
(『慟哭」より)

⇒『慟哭』の記事はコチラ

『狼になりたい」

⇒『狼になりたい』(レコチョク試聴あり)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 石川鷹彦

1979年のアルバム『親愛なる者へ』の収録曲。

シングルでもなくヒット曲でもないアルバムに収められた1曲に過ぎない。
特に注目をひく存在ではないが、他の代表曲と比べても遜色ない曲の一例として本アルバムのラインナップに加えられた

この曲の舞台は吉野家だが、中島みゆきの行きつけの店であったことを付け加えておきたい。

夜明け間際の吉野屋では
化粧のはげかけたシティ・ガールと
ベィビィ・フェイスの狼たち 肘をついて眠る
(『狼になりたい』より)

⇒『狼になりたい』の記事はコチラ

『旅人のうた』

⇒『旅人のうた』(レコチョク試聴あり)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 瀬尾一三

1995年のシングル。
『空と君のあいだに』が主題歌のドラマ「家なき子」(日本テレビ系)の続編、「家なき子2」の主題歌として書き下ろされた
前作の『空と君のあいだに』に続き、こちらも週間オリコンチャート1位、ミリオンセラーを記録

あの日々は消えても
まだ夢は消えない
君よ歌ってくれ 僕に歌ってくれ
忘れない 忘れない
ものもここにあるよと
(『旅人のうた』より)

⇒『旅人のうた』の記事はコチラ

『ファイト!』

⇒『ファイト!』(レコチョク試聴あり)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 井上堯之

1983年のアルバム『予感』の収録曲。

もともとはアルバムの1曲にすぎず、特に目を引く存在ではなかったが、転機になったのは1994年。
住友生命のCMソングに起用され、『空と君のあいだに』と両A面でシングルリリースされたことにより、一気に知名度を上げた。
その後、多くのアーティストにカバーされ、不動の人気曲となった

中島みゆき曰く、初めて発表した1983年頃は一部の人からボロクソに言われた曲だったらしい。
名曲は、批評や時の経過にへこたれない力強さを持っている。

ファイト! 闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト! 冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ
(『ファイト!』より)

⇒『ファイト!』の記事はコチラ

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