1993年10月21日に発売された21作目のオリジナルアルバムに収録された
『あどけない話』
をみていこう。
中島みゆき『あどけない話』
作詞・作曲 中島みゆき
編曲 瀬尾一三
収録アルバム
『時代-Time goes around-』
『時代-Time goes around-』(レコチョク試聴あり)
1993年10月21日に発売された21作目のオリジナルアルバム。
『時代』や幻のデビュー曲『あたし時々おもうの』を始めとするかつての楽曲をリメイクし、工藤静香の『慟哭』など他アーティストに提供した楽曲もセルフカバーしている。

吉田日出子のために書き下ろした曲
『あどけない話』は、吉田日出子が1991年に東京・渋谷のbunkamuraシアターコクーンで上演されたミュージカル『ラヴ・ミー・テンダー』のために書き下ろされた曲。
モチーフに使われた『南三条』
この劇のサブタイトルは「七つの恋物語」。
オムニバス形式でストーリーが展開していく。
その1つに、中島みゆきの楽曲『南三条』の歌詞がモチーフとして使われている。

吉田日出子の『あどけない話』
吉田日出子は、舞台の翌年の1992年に、シングルで『あどけない話』を発表している。
カップリング曲は、中島みゆきの『歌姫』のカバー曲。
『夜会』への後押しをした吉田日出子
『ラヴ・ミー・テンダー』が上演されたbunkamuraシアターコクーンといえば、かつて中島みゆきが『夜会』を行っていた場所である。
基礎工事の段階から見に行っていた中島は、最初『夜会』を続けていけるか不安で吉田日出子に相談に乗ってもらった。
「あら~、でも1日1公演でしょ?」
吉田日出子はあっけらかんとそう答えた。
吉田を始めとする多くの演劇人が1日2公演というペースでやっているのだ。
その言葉に中島は「やれるかもしれない」と励まされたのだ。
『夜会』に出演する予定だった吉田日出子
これが縁で『あどけない話』の曲提供へと繋がっていったのだろうが、それにとどまらず、吉田日出子は2002年に『夜会VOL.12 ウィンター・ガーデン』で共演する予定だった。
が、突発性難聴のために降板し、代役が立てられた。
『あどけない話』の歌詞解釈
おとぎ話はどこにも日付が書いておらず信ぴょう性に欠けるもの。
だが、人は愛すると、夢を聞かせたくなる。
その夢の話にいつまでもうなずいていよう。
おとぎ話を聞く側の優しさが感じられる一曲だ。
『あどけない話』のみんなの感想
双子のように似ているふたつ
誓うことと願うことは
うそじゃないうそじゃない
でも人は愛すると
叶おうが無理だろうが、夢を聞かせたくなるわ終わることない夢のはなし
いつまでも私 うなずきましょう
※中島みゆき あどけない話夢を語る事は良い事だけど…切なくもある…
— おっさんの憂鬱 (@ossan_yuutudesu) December 13, 2019
中島みゆきの「あどけない話」や「歌姫」に共感するのは女性要素なのか男性要素なのか。
— 多魔丘陵 (@gako_nya) November 30, 2017
おとぎ話だなんてせつなすぎないかい。 Now playing
中島みゆき 「あどけない話」
Album 「時代 -Time goes around-」— Sei Ken (@ji6czd) September 25, 2010
Youtubeでぼんやりと昔の曲を聴くお仕事をする。「あどけない話」中島みゆき 歌詞と歌い方が好きだなあ http://www.youtube.com/watch?v=6YUxY-MiZFY
— あどしー (@adobep) August 22, 2010
ふと、おとぎ話が聴きたくなって。夢のようなおとぎ話が♪ #now_playing 「あどけない話」(中島みゆき) 歌詞→ http://t.co/2InqHTv
— ありあ (@ariaflower) July 8, 2011
『あどけない話』はこんな時に歌おう
厳しい現実が立ちはだかった時に目を閉じて『あどけない話』を歌おう。
サブスク(定額制)で中島みゆきの名曲が聴き放題
『Amazon Music Unlimited』なら月額980円(Amazonプライム会員は月額780円)で、中島みゆきのシングル曲や他のアーティストの曲が聴き放題。
その数なんと6,500万曲以上。
色んな音楽を聴く人で中島みゆきも聴きたいという人には『Amazon Music Unlimited』一択。
『Amazon Music Unlimited』に登録すると最初の30日間は無料体験できる。
『Amazon Music Unlimited』の公式サイトはコチラ。
