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中島みゆき『中島みゆき・21世紀ベストセレクション『前途』』の曲解説&みんなの感想【試聴あり】|2016年のベストアルバム

飛翔

2016年の中島みゆきのベストアルバム『中島みゆき・21世紀ベストセレクション『前途』』

2000年以降に発表された曲からセレクトされたベストアルバムで、若い世代にも聴きやすい1枚となっている。

1曲ずつみていこう。

この記事は、

  • 『中島みゆき・21世紀ベストセレクション『前途』』の特徴
  • 『中島みゆき・21世紀ベストセレクション『前途』』の曲解説&みんなの感想

について書いてます!

夢おじ子
夢おじ子
中島みゆきの曲を全て聴いてきたファン歴30年以上の夢おじ子が解説!

中島みゆき『中島みゆき・21世紀ベストセレクション『前途』』

2016年リリースのベストアルバム。
2000年以降の曲からセレクトされた珠玉の全12曲。

【収録曲】
『銀の龍の背に乗って』『地上の星』『泣いてもいいんだよ』『常夜灯』『Nobody Is Right』『宙船 (そらふね)』『倒木の敗者復活戦』『Why & No』『India Goose』『産声』『麦の唄』『ヘッドライト・テールライト』

⇒レコチョクで購入(試聴あり)

『中島みゆき・21世紀ベストセレクション『前途』』の特徴

週間オリコンチャート連続2位

『中島みゆき・21世紀ベストセレクション『前途』』は、2016年11月16日にリリースされ、初週から2週に渡って週間オリコンチャート2位を記録している
アルバムが2週連続トップ3位以内にランクインするのは、1992年の『EAST ASIA』以来24年ぶりだ。

2000年以降の曲をセレクト

1998年の『大銀幕』に続く18年ぶりのベスト盤で、2000年以降に発表された曲からセレクトされている。

中島みゆきによる曲解説

中島みゆきによる曲解説が載ったライナーノーツが本アルバムには収録されている。
本人曰く、逆に解説が書きやすい曲をアルバムのラインナップに加えていったということであるが、冗談か否か、真意は不明。

『中島みゆき・21世紀ベストセレクション『前途』』の曲解説&みんなの感想

『銀の龍の背に乗って』

⇒『銀の龍の背に乗って』(レコチョク試聴あり)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 瀬尾一三

2003年のシングル。

ドラマ「Dr.コトー診療所」(フジテレビ系)の主題歌として書き下ろされ、20万枚以上のヒットを記録した。

このドラマでは、医療資源の乏しい島で、島民らの命と懸命に向き合っていく主人公の医師・五島健助(吉岡秀隆)の姿が描かれている。
「銀」というのは、中島みゆき曰く「メスの色」だということである。

失うものさえ失ってなお
人はまだ誰かの指にすがる
柔らかな皮膚しかない理由は
人が人の傷みを聴くためだ
(『銀の龍の背に乗って』より)

⇒『銀の龍の背に乗って』の記事はコチラ

『地上の星』

⇒『地上の星』(レコチョク試聴あり)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 瀬尾一三

2000年のシングル。

ドキュメンタリー「プロジェクトX〜挑戦者たち〜」(NHK)の主題歌として書き下ろされ、111万枚の大ヒットを記録した。

リリースから約2年半近く、週間オリコンチャートのトップ10にすら入らなかったものの、ずっと100位圏内を彷徨っていた曲だ。

転機になったのはリリースから2年後の2002年のこと。
中島みゆきが初めて紅白歌合戦へ出場することがメディアで報じられ、年の暮れにかけてチャートの順位が上昇していった。
紅白出演後には、さらに順位を上げ、リリースから130週目にしてオリコン1位へと上り詰めたのである。

「プロジェクトX〜挑戦者たち〜」は、現在の日本を作り上げた陰の功労者にスポットライトをあてている。
この曲は、そんな彼らをツバメの視点で「地上の星」と呼んでいる。
サラリーマンが、自分の応援歌として仕事帰りにCDを買っていく光景が、日本中で見られたという。

つばめよ 高い空から教えてよ
地上の星を
つばめよ 地上の星は
今 何処にあるのだろう
(『地上の星』より)

⇒『地上の星』の記事はコチラ

『泣いてもいいんだよ』

⇒『泣いてもいいんだよ』(レコチョク試聴あり)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 瀬尾一三

2014年のシングル『麦の唄』のB面曲。

ももいろクローバーZに提供された曲で、ももいろクローバーZはこの曲で念願のオリコン1位を初めて獲得した。
そして、これにより中島みゆきも、1970~2010年代の各年代において、他アーティストに提供した楽曲で1位を獲得するという金字塔を打ち立てた。

どんな幻滅も 僕たちは越えてゆく
でもその前にひとりきり痛むアンテナもなくはない
全然泣けなくて 苦しいのは誰ですか
全然今なら 泣いてもいいんだよ
(『泣いてもいいんだよ』より)

⇒『泣いてもいんだよ』の記事はコチラ

『常夜灯』

⇒『常夜灯』(レコチョク試聴あり)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 瀬尾一三

2012年のアルバム『常夜灯』の収録曲。

男が消し忘れていった常夜灯を、まるで男の形見のように見つめている。

もう二度とあの人が通って来ない曲がり角を
ひとりきり帰るけど
あの人が消し忘れて行った 常夜灯が
点(つ)いているから あたし泣かないわ
(『常夜灯』より)

『Nobody Is Right』

⇒『Nobody Is Right』(レコチョク試聴あり)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 瀬尾一三 中村哲

2007年のアルバム『I Love You, 答えてくれ』の収録曲。

自分とは違う価値観の人を否定し続ければ、やがて孤独になっていく。
反戦のメッセージでもあることは、コンサートの中で、「争い」という歌詞を「戦争」と変えて歌っていることからも分かる。

2015年には、宮﨑あおいがCMの中でこの曲を歌い、反響を呼んだ。

争う人は正しさを説く
正しさゆえの争いを説く
その正しさは気分がいいか
正しさの勝利が
気分いいんじゃないのか
(『Nobody Is Right』より)

⇒『Nobody Is Right』の記事はコチラ

『宙船(そらふね)』

⇒『宙船 (そらふね)』(レコチョク試聴あり)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 瀬尾一三

2006年のアルバム『ララバイSINGER』の収録曲。

TOKIOに提供されたこの曲は、ドラマ「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」(日本テレビ系)の主題歌に起用された。
ドラマの人気と相まって、オリコン週間ランキングでは1位を獲得

その後、9週に渡ってトップ10入りするロングヒットを記録した。
未来は自分の手で切り拓いていかなければならないという力強い歌詞に、多くの人々が励まされた。

「第48回日本レコード大賞作詩賞」を受賞し、その後、センバツ高校野球の行進曲に選ばれている

おまえの手で漕いでゆけ
おまえが消えて喜ぶ者に
おまえのオールをまかせるな
(『宙船(そらふね)』より)

⇒『宙船(そらふね)』の記事はコチラ

『倒木の敗者復活戦』

⇒『倒木の敗者復活戦』(レコチョク試聴あり)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 瀬尾一三 小林信吾

2012年のアルバム『常夜灯』の収録曲。

「倒木」を「東北」と解釈する人が後を絶たないこの曲。
東日本大震災後、初めてのオリジナル作品を収録したアルバムとあって、東北地方を意識した曲ではないかと噂されている。
ライナーノーツで中島みゆきは、この点について肯定もしていないが否定もしていない。

望みの糸は切れても
救いの糸は切れない
泣き慣れた者は強かろう
敗者復活戦
(『倒木の敗者復活戦』より)

⇒『倒木の敗者復活戦』の記事はコチラ

『Why & No』

⇒『Why & No』(レコチョク試聴あり)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 瀬尾一三

2015年のアルバム『組曲 (Suite)』の収録曲。

「なぜ(Why)」も「いいえ(No)」も言えない日本人の国民性を描いたような曲。
多くの人に身に覚えのある心の葛藤をうまく描いている。

間に合わせの納得で黙りこまないで
もしかしたら世の中はそういうものかもしれないなんて
”そういうもの”なんて あるもんか
(『Why & No』より)

『India Goose』

⇒『India Goose』(レコチョク試聴あり)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 瀬尾一三

2014年のアルバム『問題集』の収録曲。

渡り鳥が山脈を越えてゆくのに、時に力が及ばないことがある。
だが、運よく風に煽られる恰好で乗り越えてゆくこともできる。
そんな自然のワンシーンに着想を得た1曲だ。

「夜会VOL.18 橋の下のアルカディア」「夜会VOL.19 橋の下のアルカディア」では、戦闘機を渡り鳥に見立てて歌われていて、また違う味わいがある。

美術系教養番組「美の巨人たち」(テレビ東京)のエンディング曲に起用されている。

ほら次の雪風にあおられて
小さな小さな鳥の列が なぎ払われる
小さな小さな鳥の列が 組み直される
(『India Goose』より)

『産声』

⇒『産声』(レコチョク試聴あり)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 瀬尾一三

2014年のアルバム『問題集』の収録曲。

「夜会」の名場面を振り返る「夜会の総集編」とも呼べる舞台「夜会工場」。
この曲は、この「夜会工場」のテーマ曲として書き下ろされた

イントロ部分のピアノの音は、生まれたばかりの赤ん坊が発する泣き声と同じ音階。
「夜会」のために生まれてきた楽曲たちの産声と捉えることができる。

誰か私のために
あの歌を歌ってください
まだ息をするより前の
産まれながら知っていた歌を
(『産声』より)

⇒『産声』の記事はコチラ

『麦の唄』

⇒『麦の唄』(レコチョク試聴あり)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 瀬尾一三

2014年のシングル。

連続テレビ小説「マッサン」(NHK)の主題歌として書き下ろされた。
週間オリコンチャートで5位を記録し、シングルでは『銀の龍の背に乗って』以来のトップ5入りを果たした。

2014年の大晦日には、2度目の紅白歌合戦への出場を果たし、この曲を披露している。

麦に翼はなくても 歌に翼があるのなら
伝えておくれ故郷へ ここで生きてゆくと
麦は泣き 麦は咲き 明日へ育ってゆく
(『麦の唄』より)

⇒『麦の唄』の記事はコチラ

『ヘッドライト・テールライト』

⇒『ヘッドライト・テールライト』(レコチョク試聴あり)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 瀬尾一三

2000年のシングル。

ドキュメンタリー「プロジェクトX〜挑戦者たち〜」のエンディング曲。
『地上の星』と両A面でリリースされている。

中島みゆきは、番組のラストを飾る曲とあって本編を台無しにしないか心配していた。
だが、それは杞憂に終わった。
このアルバムのラストを彩っていることが、エンディングにふさわしいことを証明している。

語り継ぐ人もなく
吹きすさぶ風の中へ
紛れ散らばる星の名は
忘れられても
ヘッドライト・テールライト
旅はまだ終らない
(『ヘッドライト・テールライト』より)

⇒『ヘッドライト・テールライト』の記事はコチラ

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