1985年の中島みゆきのアルバム曲『すずめ』
1981年にピンク・レディーが解散した後に、メンバーの増田恵子がソロデビュー曲としてリリースした曲だ。
これまでとは違う雰囲気のこの曲は、増田にとって、ターニングポイントとなった。
この記事は、
- 『すずめ』はピンク・レディーの増田恵子に提供された曲
- 増田恵子が『すずめ』について思ったこと
について書いてます!
中島みゆき『すずめ』
作詞・作曲 中島みゆき
編曲 告井延隆
ピンク・レディーの増田恵子への提供曲
増田恵子最大のヒット曲
『すずめ』は、ピンク・レディーが解散した後、メンバーの増田恵子がソロデビューシングルとして1981年11月28日にリリースした曲だ。
週間オリコンチャート8位を記録、40万枚以上を売上げ、増田恵子名義では最大のヒット曲である。
また、この曲で、全日本有線放送大賞特別賞を受賞している。
きっかけは桜田淳子
増田恵子は、以前、歌番組で共演した桜田淳子が、中島みゆきから提供された『しあわせ芝居』を歌っているのを耳にした。
「あんな大人の歌が歌いたい」という思いに至り、中島みゆきへ曲をオファすることにしたのだ。
イメージを覆すきっかけの曲
曲が手元に届いたとき、増田恵子は、自分に歌えるだろうかというプレッシャーを感じたという。
ディレクターから、悲しくなりすぎないようにというアドバイスを受け、絶妙なさじ加減の重量感で歌い上げている。
『すずめ』は、これまでのピンク・レディーのイメージを覆すもので、増田の大人びた一面を見せる曲となった。
音楽番組「速報!歌の大辞テン」(日本テレビ系)のインタビューの中で、ピンク・レディー時代は男性ファンが多かったのに対し、この曲をきっかけに女性ファンが7割以上になったと嬉しそうに明かしている。
中島みゆきの楽屋へ訪問した増田恵子
中島みゆきは、コンサートのMCの中で、増田恵子がスルメを持参して楽屋へ来たことを明かしている。
その姿を見た中島みゆきは、「もしかして曲名を「すずめ」ではなく、「するめ」と勘違いしているんじゃないかしら?」と案じたそうな。
『すずめ』はこんな曲
立ち去ろうとする男を、すずめのようについていきたいと願う女心を描いている。
雀 雀 私の心
あなたのそばを 離れたくない
なのに なのに ふざけるばかり
雀のように はしゃいでるばかり
(『すずめ』より)
『すずめ』のみんなの感想
#大掃除ソング
哲学の師匠から授かった、「すずめ」中島みゆき、増田恵子。相手への気持ちの乱れの雰囲気を雀にたとえるとはなんと凄い発想かと。— ささっきー (@deuxsoleils) December 28, 2019
元ピンクレディー
増田けい子「すずめ」
MIEがバリバリのロック路線へ行った頃
増田けい子は歌謡曲路線に…。これも中島みゆき作品です。
— ポリープゆうぢ (@PolypYudi) December 9, 2020
「すずめ」中島みゆきさんの作品・・・
ピンクレディのケイちゃん色が払拭される!
#くにまる— Bravo (@Bravo_91) March 23, 2022
『すずめ』をフルで聴く方法
単品購入
収録アルバム
『御色なおし』
1985年リリースのオリジナルアルバム。
中島みゆきのセルフカバー集第2弾。
- ピンク・レディーの増田恵子に提供した『すずめ』
- 柏原芳恵に提供した『最愛』
- 松坂慶子に提供した『海と宝石』
- 郷ひろみに提供した『美貌の都』
- 研ナオコに提供した『かもめはかもめ』
を含む全10曲。
【収録曲】
『ひとりぽっちで踊らせて』『すずめ』『最愛』『さよならの鐘』『海と宝石』『カム・フラージュ』『煙草』『美貌の都』『かもめはかもめ』
中島みゆきのシングル曲を今すぐ聴きたい!(無料お試し期間実施中!)
中島みゆきのシングル曲はお手持ちのスマホ・パソコン・タブレット端末で今すぐ聴くことができる。
「Amazon Music Unlimited」なら、月額980円(プライム会員は月額780円)で、中島みゆきのシングル曲(カップリング含む)が聴き放題!!
(※1975年版『時代』、映画主題歌バージョン『瞬きもせず』は含まない)
もちろん中島みゆき以外のアーティスト曲も聴くことができる。
その数、9,000万曲以上!!
増田恵子の『すずめ』も聴くことができる!
新規登録の場合、無料お試し期間があるので安心!