アルバム

中島みゆき『EAST ASIA』(アルバム)のみんなの感想

アジア

1992年10月7日に発売されたオリジナルアルバム
『EAST ASIA』
について、みんなの感想や雑誌『月刊カドカワ』でのコメント内容を交えながら見ていくぞ。

アルバム『EAST ASIA』について

 

『EAST ASIA』(レコチョク)

1992年10月7日に発売された20作目のオリジナルアルバム。

オリコンアルバムチャート2位を記録し、1992年の第34回日本レコード大賞ポップス・ロック部門優秀アルバム賞を受賞した傑作。

特徴

ドラマの主題歌となりヒットした『浅い眠り』や代表曲『糸』、中島みゆきのライフワークともいえる『夜会』の顔となる曲『二隻の舟』など、珠玉の名曲が多く収められている。

『EAST ASIA』のみんなの感想

収録曲

『EAST ASIA』

『EAST ASIA』(レコチョク)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 瀬尾一三
ストリングスアレンジ David Campbell

各国で地図の形は違う。

どれも自国を中心に描きたがる地図の中で、EAST(東)はとても曖昧なもの。

フランスから見れば確かに日本はEAST(東)にあるが、アメリカから見ればEAST(東)はフランスの方だ。

そんな中島みゆきの視点からこの曲が生まれた。

中国の天安門事件がモデルという話が囁かれているが、ソースは不明。

地図
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『やばい恋』

『やばい恋』(レコチョク)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 瀬尾一三

舌が回らず大変だったという中島泣かせのこの曲。

あまりにも早口を要する歌だったので事前に早口言葉の練習をしていたそうな。

「頼み込んでいてもらう男なんかいらない
そんなふうに言えなくって泣く やばい恋」

本音を内に秘めて恋の駆け引きをする女心を描いた歌詞だが、

「私はダメだろうな、包みお隠しておくとか」

と、中島本人は遠回しやクールな恋というのは苦手だという。

サックスが目立つ色っぽいアレンジに、「これをわたしが歌うんですか?」と最初は戸惑いがあった中島。

本人曰く「久々に男いじめの歌」だそうな。

アレンジャーの瀬尾一三は、弱い女ではなくフラれても目の奥が燃えてるような強い女性を音で演出したかったという。

最初デモテープでは、別の歌い方をしていた中島だったが、瀬尾一三のアレンジを提示されれ、ウィスパーボイスで歌うことになった。

『浅い眠り』

『浅い眠り』(レコチョク)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 瀬尾一三

1992年にフジテレビ系で放送されたドラマ『親愛なる者へ』の主題歌。

主題歌を引き受ける際に台本を読んだ中島だが、最初は昼メロみたいな不倫ドラマという印象が強かったが、最後の方で脚本家の言いたいことがみえて、「これはいい」と思ったという。

個性の強い台本に加え、プロデューサーからのテンポ感やコード感などの細かな注文があり、そこへ中島の書きたい気持ちがぶつかり、アクの強いおもしろい仕上がりになる予感があったという。

サビの部分は主題歌の話をもらう前からイメージができあがっていたモノだという。

ドラマのどの回を見てもあてはまるような歌にしたそうな。

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『萩野原』

『萩野原』(レコチョク)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 瀬尾一三

アルバムに収められる前に『夜会VOL.3 KAN(邯鄲)TAN』で発表された曲。

『夜会』では男の子の姿で歌われているが、歌詞だけ読むと、これは女の子の視点で描かれた歌だ。

萩は中島みゆきの好きな花。

学生の時に旅行したときにみたのが最初だったという。

『誕生』

『誕生』(レコチョク)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 瀬尾一三

1992年に公開された映画『奇跡の山-さよなら、名犬平治-』の主題歌。

主題歌を書くために台本や撮影されたフィルムを見せてもらい、フィルム編集にも立ち会った中島。

「生まれてくれて WELCOME」

という歌詞は、分娩室で赤ん坊をとりあげた時に声をかける英語圏の風習。

「いらない子なんていない」

そんな思いを歌詞に込めた。

1992年3月にシングル発売されたこの曲は、週間オリコンランキング13位とそこまでヒットした曲ではないが、ファンには根強い人気があり、ベストアルバム『大吟醸』に収録されている。

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『此処じゃない何処かへ』

『此処じゃない何処かへ』(レコチョク)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 瀬尾一三

中島みゆきにとってこの曲は、稀にみる「ストレートな歌」だという。

「追われるように街を離れて
 行くあても理由(わけ)もなく
 急かされる気がした」

自分もこの歌の人物のように「家出願望はあるほう」と語る。

居所が定まらないのは体質なんだそうな。

『妹じゃあるまいし』

『妹じゃあるまいし』(レコチョク)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 瀬尾一三

中島みゆきがコーラスに参加している曲。

その自分のコーラスに合わせて歌うのが大変だったそうな。

だがこのコーラス、よく聴いてみると、かすかに男性の声も交っている。

実はアレンジャーの瀬尾一三もコーラスに参加しているのだ。

「兄弟みたいなカップル」「付き合って長いカップル」「性格似てるカップル」など、どんな親密な間柄でも、「なんでそのくらいのこと言えないのよ」ってことがある。

言えないがゆえに誤解したり、すれ違ったりする、切ない思いを歌にした。

『二隻の舟』

『二隻の舟』(レコチョク)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 瀬尾一三

『夜会』のテーマ曲として生まれた曲。

雑誌『オリコンウィークリー』のインタビュー記事では、この先も『夜会』の中で歌おうと思っている曲なので、原型を提示しておこうと思いアルバムに収録したと語っている。

原型である歌詞を『夜会』のストーリーに応じて書き直したり、増やしたりするかもしれないが、「なぜそう変えたか?」という手がかりにもなる。

そういう意図があった。

二隻の舟
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『糸』

『糸』(レコチョク)

作詞・作曲 中島みゆき
編曲 瀬尾一三

もともとは天理教の4代目真柱中山善司の結婚を祝う曲だった。

このアルバムが発売された当時はほとんど話題にはならなかった曲だったが、その後、ドラマの主題歌となり、また、Bank Bandを皮切りに多くの有名アーティストによってカバーされたことによって、多くの人々に愛される曲となった。

糸
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