今回は、CDシングルの総売り上げ枚数から中島みゆきのヒット曲をみていこうと思う。
ランキング形式でお送りするぜ!
中島みゆきシングル総売り上げトップ10
10位『横恋慕』31万枚
1982年9月21日に発売されたシングル。
1980年代全盛期だった時期の一曲。
こちらは週間オリコンランキングで2位を記録している。
9位『りばいばる』34万枚
1979年に9月21日に発売されたシングル。
ヒット曲『わかれうた』から2年後に出されたシングル。
幼少時代の中島みゆきの写真がジャケットとなっている。
8位『誘惑』43万枚
1982年4月5日に発売されたシングル。
大ヒットを飛ばした『悪女』の次に出されたシングルで、こちらも週間オリコン2位と好セールス。
『悪女』からその後の『誘惑』『横恋慕』と、この辺のシングルを出す頻度は約半年おきでいずれもヒットし、セールス的に攻めた時期となっている。
7位『ひとり上手』44万枚
1980年10月21日に発売されたシングル。
この曲は、『わかれうた』と『悪女』という2つの大ヒット曲の間で発売された曲とあって、あまり目立たないが、週間オリコンランキングで6位にランクインしてヒットしている。
からちょくちょくベストアルバムに顔を出している常連曲でもある。

6位『わかれうた』76万枚
1977年9月10日に発売されたシングル。
中島みゆき初のオリコントップ10入り曲&1位曲。
本人曰く「わかれうた=中島みゆき」という看板を作ったような曲だそう。

5位『悪女』83万枚
1981年10月21日に発売されたシングル。
1980年代を代表する中島みゆきの楽曲。
このヒットを皮切りに、その後のシングルはオリコン週間ランキングにトップ10入りし、立て続けにヒットする。

4位『旅人のうた』103万枚
1995年5月19日に発売されたシングル。
ここからはミリオンセラーゾーンに入る。
つまり、4つのシングルで100万枚以上の売り上げを記録しているということ。
『旅人のうた』は、日本テレビ系『家なき子2』の主題歌。
前作の『空と君のあいだ』に続き、こちらもまた大ヒット。

3位『浅い眠り』105万枚
1992年7月29日に発売されたシングル。
フジテレビ系ドラマ『親愛なる者へ』の主題歌。
こちらは、劇中に中島みゆきの楽曲が多様される他、中島みゆき本人も出演するという、中島みゆき尽くしのドラマとなっている。
『浅い眠り』で中島みゆき初のミリオンセラーを記録。


2位『地上の星』111万枚
2000年07月19日に発売されたシングル。
NHK総合テレビ『プロジェクトX~挑戦者たち~』の主題歌。
「無名な功労者に光を当てる」という番組のコンセプトを踏まえた上で中島みゆきが書き下ろした曲。
この番組のエンディングには『ヘッドライト・テールライト』が流され、『地上の星』と両A面で発売されている。
このシングル、セールス100万枚突破するまでに発売から139週もかかっていて、稀有な売れ方をしている。


1位『空と君のあいだに』146万枚
1994年05月14日に発売されたシングル『空と君のあいだに』。
最高視聴率37.2%を記録した大ヒットドラマ『家なき子』(日本テレビ系)の主題歌だ。
『ファイト!』と両A面で発売された。
『ファイト!』はもともと1983年のアルバム『予感』に収録されていたものだが、住友生命のCMに楽曲が使われ、シングルカットされる運びとなった。
この曲が広く知れ渡るきっかけになったシングルである。


中島みゆきのヒット曲を考察
いかがだったろうか。
俯瞰してみると、3曲ものミリオンセラーを出した1990年代は特に好調だったように思う。
だが、これは飽くまでセールス上の話。
1990年代はCDバブルと呼ばれ、CDが売れる時代の影響を少なからず受けている。
中島みゆきの真価をはかる物差しとして「セールス」をカンタンに用いるべきでないだろう。
現に、『時代』や『糸』などの代表曲は、シングルとして発表しているにもかかわらず、トップ10入りしていないのだし。
中島みゆきのシングルを余すことなく堪能しよう
中島みゆきがこれまでに発売したシングル(カップリング含む)を余すことなく堪能するには、これから紹介する4つのアルバムを入手するといい。
『Singles』
『Singles』(レコチョク)
1987年8月21日に発売された中島みゆき第1弾シングルコレクション。
1975年に発売されたデビュー曲『アザミ嬢のララバイ』から1986年『やまねこ』までのシングル曲を収めたアルバムとなっている。
『見返り美人』『あたいの夏休み』『つめたい別れ』『あの娘』『横恋慕』『誘惑』『悪女』『ひとり上手』『りばいばる』『わかれうた』『ホームにて』『時代』『傷ついた翼』などなど名曲揃いのラインナップとなっている。
『Singles II』
1994年に発売された中島みゆき第2弾シングルコレクション。
1987年に発売された『御機嫌如何』から1993年『時代』までのシングル曲を収めたアルバムとなっている。
『最後の女神』『浅い眠り』『誕生』『Maybe』『あした』『涙 ~Made in tears~』などタイアップ曲から提供曲多数のラインナップ。
『Singles 2000』
2002年に発売された中島みゆき第3弾シングルコレクション。
1994年に発売された『空と君のあいだに』から2000年『地上の星』までのシングル曲を収めたアルバムとなっている。
『ファイト!』『旅人のうた』『たかが愛』『命の別名』『糸』『ヘッドライト・テールライト』などなど、カップリング曲(両A面)ともに代表曲となっているシングルが多い。
『十二単〜Singles 4〜』
2003年に発売された『銀の龍の背に乗って』から2012年『恩知らず』までのシングル曲を収めたアルバムとなっている。
『荒野より』『一期一会』『昔から雨が降ってくる』『銀の龍の背に乗って』など、どのシングルもドラマや映画などのタイアップ曲。
特に、2010~2011年のコンサートツアーで歌われたライブ版『時代』が聴けるのも嬉しい。
サブスク(定額制)でも聴ける中島みゆきシングル
2020年1月8日よりついにサブスクリプション(定額制)で中島みゆきの曲を聴けるようになった。
『Amazon Music Unlimited』に登録すれば、月額980円(プライム会員は月額780円)で中島みゆきのシングル曲(カップリング含む)が聴き放題。
(※1975年版『時代』、映画主題歌バージョン『瞬きもせず』は含まない)
もちろん中島みゆき以外のアーティスト曲も聴くことができる。
その数、6500万曲以上。
30日間の無料お試し期間があるので、ぜひ一度試していただきたい。
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