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中島みゆきと谷山浩子の対談|1983年&1984年放送「谷山浩子のオールナイトニッポン」より

すいか

1983年2月10日&1984年9月20日放送の「谷山浩子のオールナイトニッポン」に中島みゆきがゲスト出演している。
北海道のスタジオからの放送のときには、毛皮のコート姿でスイカを手土産に飛び入り参加。
構成作家のポチのことや、シングル『りばいばる』のジャケット写真など、色々語っている。

2人の対談をみていこう。
(※部分的に編集しています)

この記事は、

  • 構成作家のポチは遅刻魔
  • 『春なのに』のセルフカバー宣告?
  • 『りばいばる』のジャケット写真の件

について書いてます!

夢おじ子
夢おじ子
中島みゆきの曲を全て聴いてきたファン歴30年以上の夢おじ子が解説!

1983年2月10日放送分

中島みゆきが現れた理由

この回は、北海道のスタジオから放送している。
谷山浩子曰く、掘っ立て小屋のような隙間風が吹き込んでくるようなスタジオで、そのせいか、音声が途切れるなどのハプニングが起きている。

谷山「ところでですね突然ですけど、中島みゆきが来てるんですね」

毛皮のコート姿でスイカを手に提げた女が1人。
谷山は、最初、どこのオバサンなのだろうと思っていたが、よく見るとその女は中島みゆきだったのだ。

みゆき「(不気味に)こんばんわ~」
谷山「ちょっと怖いから(笑)もう深夜も深夜だから、聴いてる人が怖くて眠れなくなっちゃうから(笑)」
みゆき「そう?」
谷山「どうしたんですか突然のように」
みゆき「寝そびれたんです」

陣中見舞いに来た理由を寝そびれたと語る中島みゆき。
夕べは徹夜していて、昼間に寝るべきところを、タイミングを逸してしまったようだ。
夜行性の中島みゆきにとって、深夜は活動の時間帯。
目が冴えて、暇つぶしにつけたラジオからたまたま谷山の声が聞こえてきて、ふらりスタジオへやってきてしまったという訳だ。

差し入れのスイカ

中島みゆきが手土産に持ってきたスイカ。
谷山浩子は、3センチほどスライスしたものをついばむように食べたようだ。

みゆき「あれ1口で食うかと思ってたけどけっこう何口かで食ってたね」
谷山「ほら私上品で口がちっちゃいじゃない」
みゆき「え……?」

それはさておき、谷山にとって北海道とスイカが結びつかない。

谷山「北海道の人には珍しいんでしょうね、スイカって」
みゆき「いや、普通ですよ」
谷山「あるの? 普通に果物屋さんの店頭に飾ってあるわけ?」
みゆき「北海道では魚屋の店頭で売ってんのか?(笑)」

谷山は、寒い北国ではスイカは普通の売り方はされないと思っているようだ。
セロハンか何かに包んで1個1000円くらいで売られているのだと勝手に想像している。

みゆき「今は何でもあるよね。冬にスイカも買えるし、真夏に冬の魚など買えるだろ?」

構成作家ポチは遅刻魔

放送作家のポチが不在であるのをいいことに、2人はポチへの愚痴をこぼす。

谷山「3週間も続けて来ないのよあの人」
みゆき「ウチの打ち合わせにも来なかったんだよ。私も延々待ってたのにさあ」

中島みゆきによると、ポチは、コンサートの打ち合わせの時も5回中3~4回は現れず、現れたとしても道が渋滞してたからと遅刻ばかり。
当然、そんな言い訳は誰も信じない訳だが。

ポチとは、構成作家の寺崎要のことだ。

「MBSヤングタウン」(毎日放送ラジオ)の笑福亭鶴瓶の月曜日の構成を担当し、聴取率10%という驚異的な数を叩き出した。
その功績が買われ、その後、番組全体のチーフ構成に昇格。
バラエティトーク番組「さんまのまんま」(関西テレビ)を手掛けるようにもなった。

「オールナイトニッポン」では中島みゆきや谷山浩子などを担当し、放送以外のところでいうと松任谷由実や中島みゆきのコンサート演出なども手掛けている。

『春なのに』のセルフカバー宣告?

ここで1曲、柏原芳恵『春なのに』

⇒柏原芳恵『春なのに』(レコチョク試聴あり)

中島みゆきが作詞・作曲を手掛けた曲だ。

みゆき「そっくりこのまんまの伴奏でさ、そっくり同じキーで私が歌ったレコード出したらどうだろうか?」
谷山「いま想像したもん。不気味だなって思ったね一瞬」
みゆき「コンサートでそれやれって言うんだよねポチが」
谷山「観に行く。口紅真っ赤に塗ってさ」
みゆき「違うのよ。芳恵ちゃんこないだ来てくれたの。「口紅は持ってないんです。でも薄く色のつくリップなら」だってよ~(笑)」

この清純ぶりに中島みゆきもあやかってみたいが、曲も含めて、柏原芳恵をマネることは憚られるようだ。
だが、この放送から6年後、中島みゆきはアルバム『回帰熱』『春なのに』をセルフカバーしている。

⇒『春なのに』の記事はコチラ

中島みゆきのファッション

中島みゆきが着ている毛皮のコートが谷山浩子には気になる様子。

谷山「高そう。印税の匂いがすごい」
みゆき「すごいでしょ? スターって感じでしょ? この下見る? ホラ!」
谷山「キャ~!!」

中島みゆきがコートの前を開くと、振袖のTシャツが露わになる。
谷山浩子曰く、「MORE」や「クロワッサン」などのファッション誌から飛び出てきたようなセンスの服装らしい。

1984年9月20日放送分

コンサートのタイトルはスタッフがつける

みゆき「こんばんわ~」

「谷山浩子のオールナイトニッポン」の放送中に突然入ってきた中島みゆき。
ここからは、中島みゆきを交えてリスナーからのハガキに答えていく。

今度中島みゆきのコンサート「月光の宴」がありますが、いつもみゆきさんのコンサートにはカッコいいサブタイトルがつくのに、どうして浩子さんのコンサートには突かないのか? しょうもないサブタイトルなのはやっぱり「そんなもんつけてもどうせ……」って考えがあるんでしょうか?

コンサートタイトルの一例を比較してみよう。

  • 中島みゆき「明日を撃て」
  • 谷山浩子「ネパールを見ながら」

「ネパールを見ながら」は、谷山浩子がネパール旅行から帰ってきたときに、他の誰かによってつけられたタイトルだという。

谷山「みゆきのコンサートっていつも誰がつけてんだ?」
みゆき「遊びから帰ってくるとスタッフがつけてくれてるのよ、もちろん(笑)」
谷山「私もスタッフほしい!」

武道館のコンサート

谷山浩子は、武道館でのコンサートを常に希望しているのだが、その度にスタッフが難色を示す。
中島みゆきもまた、武道館でやる難しさを感じている。

みゆき「武道館やるなら、やっぱり食い込んだの穿かなきゃなんないでしょ。あんだけの人に見せんなら、お尻のほっぺたがベロリ」

あらゆる方位から向けられる観客の視線を考えて、着る衣装にはかなり気を遣わなければならない。
谷山は、中島みゆきのコンサートを観たことがあるらしいが、その時は5回ほどの衣装替えがあった。

みゆき「時々脱ぎ損ねて前のが残ってたってのがあったけどね(笑)」

休憩なしの長丁場だとこういうハプニングもある。
それはさておき、華やかな武道館ライブでも、中島みゆきにとって気掛かりな点があった。

みゆき「武道館っていつもどっかステージにして、そこの後ろの座席つぶしてるの、あれもったいないよね? 真ん中ステージにして周りで360°観てもらえばいいのに」

『りばいばる』のジャケット写真の件

つづいてのリスナーからのハガキ。

ニッポン放送のラジオ番組表というのはどうすれば手に入るのですか? 私もみゆきさんの小さい頃の写真を見てみたいと思うので、送ってください。

この時のニッポン放送のラジオ番組表には、中島みゆきの幼い頃の写真が掲載されていたようだ。
その写真は、1979年のシングル『りばいばる』のジャケットに使われたもの。

みゆき「あれだったら、まあ何とか。ちゃんとパンツも穿いてるし(笑)」
谷山「子供のときの写真、あれしか出さないからかえってみんな考えるじゃない? 聖子ちゃんみたいにあちこち露出してれば、何も考えないんだけど、出さないからみんな色々考えちゃうのよね」
みゆき「ハッキリいって私ちいちゃい時の写真あんまりないの」
谷山「カメラなかった?」
みゆき「そうなの。だから小さい頃悩んだの、「私って貰われっ子なのかしら?」って(笑)」

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