中島みゆきが工藤静香に提供した『MUGO・ん…色っぽい』の制作秘話

見つめ合う

1988年8月24日に工藤静香がリリースしたシングル
『MUGO・ん…色っぽい』
をみていこう。

工藤静香『MUGO・ん…色っぽい』

 

工藤静香『MUGO・ん…色っぽい』

作詞 中島みゆき
作曲・編曲 後藤次利

『MUGO・ん…色っぽい』は中島みゆきによる作詞

『MUGO・ん…色っぽい』は歌詞を中島みゆきが手掛け、曲を後藤次利が手掛けている。

なお、『慟哭』『黄砂に吹かれて』など工藤静香の代表曲の多くが、このコラボで作られている。

慟哭
中島みゆき『慟哭』|工藤静香と中島みゆきの関係1993年10月21日に発売された21作目のオリジナルアルバムに収録された 『慟哭』 をみていこう。 中島みゆきと工藤静香の関...

化粧品CMがプレッシャー

中島みゆきに曲のオファが来た時点で、この曲は、化粧品CMとのタイアップが決まっていた。

中島みゆきの著書『愛が好きですⅡ』の中でこの曲ができるまでの経緯が書かれており、化粧品CMというワードに、中島みゆきはえらく腰が引けていたのである。

化粧品のCMソングというのは、大ヒットを公約したもの。

中島みゆきの頭の中にはそんな公式があった。

それは中島みゆきにはプレッシャーだった。

工藤静香の担当ディレクターが、以前中島みゆきを担当していた共通のディレクターとあって、

「コケたらこいつのせいにしよう」

と、予防線を張っといて曲作りを決心したのである。

「ん、色っぽい」がプレッシャー

オファを受けることを決心した中島みゆきだったが、ある制約に苦しむことになる。

工藤静香サイドからの注文が、化粧品CMのコピーである「ん、色っぽい」という文言を歌詞のどこかに入れよというものだった。

中島みゆきは、その注文にたまげた。

叙情的な作詞を売りにしてきた自分の作風に似合わない、この「ん、色っぽい」。

そして、悩みに悩んで、出たタイトルが、

『MUGO・ん…色っぽい』

「無言」を掛けコトバ的に取り入れ、なんとか「ん、色っぽい」を組み込むことができたのである。

ちなみに、中島みゆきはこの曲について、

「もしもわたくしめが、ずっと自分のアルバムだけを作り続けていたならば、ここまでキレることはあったでしょうか」

と、言っており、中島みゆきの世界からずいぶんはみ出した大冒険だったようだ。

そのせいか、今のところ中島みゆきの方でこの曲は、セルフカバーされていない。

化粧品を意識した歌詞?

『MUGO・ん…色っぽい』がテーマ曲に使われたCMというのが、カネボウの「FitNet-Eye(フィットネットアイ)」。

アイライナー&アイブラウという目元を華やかに際立たせる化粧品らしく、歌詞もその商品特徴を活かした内容となっている。

「目と目で通じ合う
 かすかに ん、色っぽい
 目と目で通じ合う
 そうゆう仲になりたいわ」

コトバ以上に目が伝えてしまうという、そんな歌だ。

間奏部分で工藤静香は何を呟いているのか?

1番と2番の間奏部分で、決まって工藤静香が何か呟く姿が話題になった。

マイクを手で覆い、音声が乗らないようにしているのでその内容を聞くことができず、やきもきしたファンは多かったと思われるが、本人曰く、あれは、その場の思いつきだそう。

帰ってやることだったり、仲の良い友人に今度ご飯いっしょに食べようというメッセージだったり、色々。

読唇術に長けている人なら解読できていたのかもしれないが。

『MUGO・ん…色っぽい』のみんなの感想

『MUGO・ん…色っぽい』はこんな時に聴こう

アイラインを引く時は『MUGO・ん…色っぽい』を聴きながら、目と目を通じ合った絵を思い浮かべながら。

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中島みゆきが好きで、人よりちょっと詳しいだけが取り柄の人間やってます。