2002年4月17日に発売されたシングルコレクションアルバム
『Singles 2000』
についてみていこう。
『Singles 2000』について
特徴
中島みゆき第3弾のコレクションアルバム。
1994年『空と君のあいだに』から2000年『地上の星』までのシングル曲(カップリング曲含む)を収録したコレクションアルバム。
ベスト盤の様相
シングルコレクションといっても、ヒット&代表曲が多く含まれていてベスト盤さながらの様相を呈している。
全14曲のうち、『地上の星』『命の別名』『糸』などベストアルバムに収録されている曲が11曲も収められている。
一時品切れ状態
2002年、中島みゆきが『第53回NHK紅白歌合戦』に出演した後、歌われた『地上の星』のシングルとともに、この曲を含む『Singles 2000』が一時品切れ状態になった。
ミリオンセラー突破
発売から17年後の2019年、総出荷枚数が100万枚を突破し、日本レコード協会からミリオンセラーの認定を受ける。
『Singles 2000』のみんなの感想
中島みゆきのSingles2000は初めて買ったアルバムだからね。良曲揃いだよ!
— 寿々 (@CwDtgBnWFI9GMXC) January 31, 2020
まずは「Singles2000」を聞く事おすすめします。けして中島みゆき初心者は「生きてていいですか」を聞いてはなりません。
— 自称17歳たん(旧姓:スプーキーモモ) (@smomo2274) January 16, 2020
あ、初めて買ったCDは、中島みゆき姉さんの「singles2000」(皆さんご存知 あの黄色のジャケット)です。
— ネミ専 (@impreza1374) December 21, 2019
中島みゆきさんのアルバム、大吟醸しか持ってないと思ってたけどSingles2000も持ってたし、好きな曲はだいたいそっちに収録されてた
— うみ(雑多) (@sea_bkmn) September 3, 2019
中島みゆきのSingles2000はアルバムに入ってるシングル曲も大抵シングルだと大きくアレンジ違うしアルバム未収録のc/wも多く入ってるから買って損ない
— 🐝🐺を広めたい廣嶋 (@hiroshima_krbk) January 1, 2018
収録曲
『地上の星』
『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』の主題歌。
2000年代においての中島みゆき最大のヒット曲。
2000年の発売から約2年半後の130週目でオリコンシングルチャートの1位を獲得し、その後、139週目には100万枚突破ミリオンセラーとなる。
無名の人々に光をあてるというコンセプトの番組だが、中島みゆきは、光をあてるまでもなく彼らは輝きを放っているという思いをこの歌に込めている。
いのちのかがやきを見ると
何故か地上の星が流れる— fragrance (@Arrrrrrrrrki) August 26, 2020
隠:事後処理などが夜遅くまで続いてる時に「地上の星/中島みゆき」を流しながら作業すると、自分がとても壮大な何かのプロジェクトに携わっている感覚に浸ることができるぞ!
— 鬼滅のコピペbot (@bot_kimetsu_cpp) August 25, 2020

『ヘッドライト・テールライト』
こちらも『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』関連曲。
エンディングテーマとして流れていた曲だ。
『地上の星』と併せて両A面シングルで2000年に発売されている。
こちらも知名度高く、後のベスト盤『中島みゆき・21世紀ベストセレクション『前途』』にも収録されている。
番組のエンディング曲のイメージが強いせいか、この曲を収録したアルバム『短篇集』『中島みゆき・21世紀ベストセレクション『前途』』のいずれでもラストを飾っている。
車の前を照らすヘッドライト、車の後ろを照らすテールライト。
「旅はまだ終わらない」
来た道とこれから行く道への繋がりを感じさせる曲だ。
落ち込んだ夜にすべき施策その二、暗闇で中島みゆきのヘッドライト・テールライトを流すこと
— 何かの向こう側 (@hayae365) August 24, 2020
中島みゆきさんの「ヘッドライト・テールライト」。
「遥か後ろを照らすのはあどけない夢」
自分は無能で誰の手本にもならない人間だけど、それでも頑張って仕事してればテールライトみたいに誰かの道を照らす光になってたりするのかな?
って思うと嫌で堪らない明日からの仕事に少しやる気が出る。— くくなぎ@ガルパンおじ (@BepmVX1did5b1Ph) August 23, 2020

『瞬きもせず』
山田洋次監督の映画『学校III』の主題歌。
こちらは1998年発売のシングル曲。
中島みゆきにとっての初めてのマキシシングルで、この中にはオリジナルバーションと映画バージョンのそれぞれ違うアレンジの『瞬きもせず』が収録されている。
こちらの『Singles 2000』ではオリジナル版が収録。
「僕は誉める 君の知らぬ君についていくつでも」
と、弱き者への応援歌となっている。
中島みゆきはかつて『with』という曲で山田洋次監督の作品に関わっている。
その時の対談の模様はこの記事を読んで頂きたい↓↓↓
中島みゆきはどれもいいけど、ちょっとマイナーな所だと瞬きもせずを推したい。
— ちょこ (@choco_ff14ra) July 29, 2020
今は中島みゆきの瞬きもせずが一番泣ける曲だな
長い時の中のほんの一瞬の生の中でもがき苦しんでる
誰も知らない俺という獣の生きる戦い
そしてそんな獣たちがたくさんいる
名曲やね
久しぶりに泣いた
ひとりきりだったら声を上げて鳴きたいところだね
キェーキェーって
寝るか— ナマケモノとライオンの間 (@nehanni) July 13, 2020

『私たちは春の中で』
1998年の映画『大いなる完 ぼんの』の主題歌となった曲。
こちらはベストアルバム『大銀幕』にも収録されている。
的場浩司、哀川翔、南野陽子、大塚寧々など錚々たる顔ぶれの出演陣。
この映画の主人公は政治家の田中角栄をモデルにしている。
『私たちは春の中で』というタイトルのイメージとは違い、ダーク色の強いロックな仕上がりとなっている。
決してお花見をしながら聴く曲ではない。
私たちは春の中で
が好きすぎる。はあ~いい曲…
自分の中の春に対する明るいイメージと全然違ってて、
なんというか衝撃的でもあって
初めて聞いて数年経つけどずっと好き。#中島みゆき— らーく (@rerk1715) April 7, 2020
私たちは春の中で という中島みゆきの曲が、今の時期にすごい合っていて「私たちは春の中で わからないものに苛立っている」おおお!ってなる。
— peach MoMoKo 桃桃子 (@peachmomoko60) April 5, 2020
『命の別名』
1998年にTBS系で放送されたドラマ『聖者の行進』の主題歌。
町工場に勤める知的障碍者が雇用者のいじめに耐え、後に裁判を起こし闘っていくというストーリー。
このドラマのために書き下ろされた曲であるため、歌詞がドラマの内容とリンクしている。
「くり返す哀しみを 照らす灯をかざせ」
「僕がいることを喜ぶ人が どこかにいてほしい」
『命の別名』はアルバム『わたしの子供になりなさい』やベストアルバム『大銀幕』にも収録されているがいずれもアレンジが違う。
ドラマで流れたオリジナルを収めたアルバムは『Singles 2000』のみ。
中島みゆきは「糸」が有名だけどカップリング曲の「命の別名」も物凄く良い曲なので是非聴いてほしい
— dandy@C.I.P (@dandy_plastic) August 23, 2020
中島みゆきの「糸」が映画化され、24時間テレビでも歌われ色んな歌手にカバーされているけど、「糸」は同シングル収録曲である「命の別名」とセットで初めて意味を持つことを多くの人は知らない。私が中島みゆきの大ファンでありながら、「糸」ばかりが評価されることに難色を示すのはこれのせい。
— みつりは卵かけご飯を飲み物だと思ってる (@vivi0yu) August 22, 2020

『糸』
1992年のアルバム『EAST ASIA』に収録されていた曲。
今や中島みゆきの代表曲である『糸』だが、当初はアルバムの中でも目立つ曲ではなく、後の1996年に出されたベストアルバム『大吟醸』の中にも入らなかった。
こちらは1998年にTBS系で放送されたドラマ『聖者の行進』の主題歌(『命の別名』と共に主題歌となっている)となったことで一部の人に知られるようになったが、音楽プロデューサーの小林武史とMr.Childrenの櫻井和寿を中心としたバンドBank Bandがカバーしたのをきっかけに、多くのアーティストがカバーするようになり、いっきに知名度をあげた。
「縦の糸はあなた 横の糸は私」
糸を人に例え、それが織りなした布が「誰かの傷をかばう」という表現の妙が多くの人々の心を打つ。
2020年にはこの『糸』をモチーフにした同名タイトルの映画『糸』が公開。
主演は菅田将暉と小松菜奈。
中島みゆきの歌は、10年20年遅れて流行る。つまり、中島みゆきは常に10年20年後の世の中を見通して、布を織りなし、人々の傷をかばっているのである。#糸 #中島みゆき
— うまうまマリーンズ (@hatsushibalotte) August 25, 2020
中島みゆきの糸をビブラート効かせて気持ち良さげに歌いながら、目の前を通り過ぎていくおじちゃんを車の中で息を潜めて見つめる私。
— ちもこ🌱スカラビャ寮の堀川国広 (@ur_chi) August 25, 2020

『愛情物語』
1997~1998年にテレビ朝日系で放送された『はみだし刑事情熱系Part2』の主題歌。
アップテンポで独特の歌唱は他の中島みゆきの曲には見られないのではないだろうか。
中島みゆきの愛情物語、みゆきちゃんがイケメンだから聴いてほしい
— 笹かま (@Sasa_no_ha_sa) July 21, 2020
今のBGM 愛情物語/中島みゆき なんかこの曲やたらと中島姉貴の歌声に力入ってないか。それとややハードなバンドサウンドの組み合わせがグッドですな。サビを始めとした歌メロ、ストリング/ギターソロもエモーショナルでヨシ。
— kage (@kage187) July 12, 2020

『幸せ』
『愛情物語』のカップリング曲。
小林幸子のために書き下ろされた曲だが、この「幸せ」というタイトルは小林幸子の「幸」から取ったものとされている。
詳しくは、この記事を↓↓↓

中島みゆきさん聴いてたら、幸せになる道には2つあると、願い事うまく叶える道と願い事なんて捨てて生きる道。中島みゆき、聞き入ってしまうなぁ(´∀`;)そんな日。(´∀`;)
— 野菜猫吉 (@yasai2009) August 25, 2020
「せんないね」というフレーズが印象的な中島みゆきさんの「幸せ」って、小林幸子さんへの提供曲だったのか・・・🤔
— 🐣ぴよきち🐣 (@Kichi_or_Kira) July 31, 2020
『たかが愛』
1996~1997年にテレビ朝日系で放送された『はみだし刑事情熱系』の主題歌。
アルバム『パラダイス・カフェ』からシングルカットされた曲。
PVのロケ地は沖縄県にある廃墟となったホテル。
このホテル、開業に行きつく前に建設が頓挫した。
今のところ有効活用されているのはこのPVでくらいなものだろうか。
詳しくはこの記事で↓↓↓

今号の特集は「#中島みゆき ヒット曲よりも、私だけのこの一曲」。作家の #有吉玉青 さんは、アルバム『#パラダイス・カフェ』に収録されている『#たかが愛』を挙げます。「中島さんの言葉のセンスが凝縮されていると思う歌のひとつ」
— 週刊現代 (@WeeklyGendai) July 13, 2020
体が弱っている時の中島みゆきは染みるっす✨
『たかが愛』
オススメです✨
出逢いと別れを繰り返して人生の折り返し地点に立っている僕にはとにかく染みます✨
いつか推しの誰かが歌ってくれたらと願いながら寝るギガンテ✨#おやすみなさい
— 不破臼人 (@FuwaUsuto) June 23, 2020
『目を開けて最初に君を見たい』
『たかが愛』のカップリング曲。
長いタイトルだが口説き文句。
「愛」というコトバの代わりに「目を開けて最初に君を見たい」と言っているようなのだ。
争いにまみれた1日の中で君を見つめていたいという言い回しも乙。
ゆうべ会った先輩に「実は中島みゆきがけっこう好きで高校のころ「目を開けて最初に君を見たい」を下敷きに推しカプ小説を書いた」と言われて高校のころ会ってみたかったもなと思った
— 室温 (@exsodapop) July 11, 2020
告白ソングはみゆきさんの『目を開けて最初に君を見たい』でお願いします誰のとは言わない。(そもそも予定がない)
中島みゆき 目を開けて最初に君を見たい 歌詞 https://t.co/7ptzanaZCB— 企画用末武 (@kikakumatsu) November 25, 2019
『旅人のうた』
1995年に日本テレビ系で放送された『家なき子2』の主題歌。
こちらの曲はオリコンチャートで1位を獲得し、100万枚以上のセールスを記録している。
プロデューサーの「戦争に出向くイメージ」でという注文を受け、このような仕上がりになっている。
『旅人のうた』中島みゆき
これ覚えたのは幼稚園のときに通園一緒だった子が、おーとーこにーはー おーとーこのー
ふーるさとーが あるーとーいうー♪
ってアホみたいに唄っていた影響。その後、高校で中島みゆきのモノマネめちゃくちゃ上手いヤツがテニス部に入ってきた。(スポーツ選抜)
— 二ツ目のくどにゃん🦉 (@Qudonyanmulti) July 29, 2020
中島みゆきの「旅人のうた」聴いてるけど。
「西には西だけの正しさがある。東には東の正しさがある。何も知らないのは、さすらう者ばかり。日ごと夜ごと変わる、風向きに惑うだけ。」
って、今の俺じゃん。
— 久米 真矢 (@ShinShin_YKS) July 22, 2020

『SE・TSU・NA・KU・TE』
友人の恋の相談にのる聞き役だった自分がいざ恋する身になるとあたふたとうろたえてしまう。
映画やドラマに答えを求めても誰も教えてくれないというくだりは、恋愛の難しさを感じさせてくれる。
コンサートのツアー中にレコーディングしている。
この静かな歌唱について、関係者からは「いつものみゆきさんっぽい歌い方じゃないですね」と言われたそうだが、ツアーで酷使した喉に負担がかからないようにするための歌い方だとラジオ番組の中で語っている。
まあ、それだけじゃないだろうけれど。
ラジオから中.島.み.ゆ.きさんのSE,TSU,NA,KU,TEが聞こえてきて、両片思いをこじらせて、せつなくて恋しくて言えなくてって感じの二人がめちゃくちゃ読みたくなってる😇
読みたいものがあれば書けばいいのよ!と思うけど、それが溜まる一方でアウトプット追いついてないつらみ😶— 武堂🍇 (@9rape_gs) June 7, 2020
ものすごく久し振りに「SE・TSU・NA・KU・TE」聴いてる。これがオープニングのツアーあったよねぇ。このみゆきさんの声、色っぽくて好き。
— あ き (@Myknkjm_223) November 26, 2018
『空と君のあいだに』
中島みゆき最大のヒット曲。
146万枚を売り上げたこの曲は、安達祐実主演のドラマ『家なき子』(日本テレビ系1994年放送)の主題歌。
母親の手術費を稼ぐために盗みを働く少女すず(安達祐実)。
その相棒のリュウという犬。
『空と君のあいだに』はこの犬の目線で描かれている。
#nowpjaying ♪ 空と君のあいだに – 中島みゆき
改めてすごい歌詞だなぁ🤔
当時はドラマの内容が衝撃的で主題歌にまで気が回らなかった(笑)
当時、作中の犬目線で書いたと御本人は言ってらした。
“君が笑ってくれるなら僕は悪にでもなる”究極のlove songかも、とも思う(*´ω`*)— そらこ (@akinosorako) August 24, 2020
僕ら低い声の男性でも歌えるような曲その2
中島みゆき 空と君のあいだに
他にも宙船や地上の星もオススメです。
女性アーティストでも音が低いので歌いやすいと思います。— カラオケで歌えるようになりたい人 (@0727_bot) August 22, 2020

『ファイト!』
中島みゆきの代表曲。
1983年に『予感』というオリジナルアルバムに収録された曲。
1983年当時は、認知度は低く、一部の人にはボロクソに言われた曲だったが、それから11年後の1994年、住友生命「ウィニングライフ」のCM曲になり、また『空と君のあいだに』と両A面シングルで発売されたことにより、いっきに知名度を上げた一曲。
今では中島みゆきの代表曲となっている。
自分のテーマソングを決めるといい
この曲を聴いたらやる気が出るんだって曲をさ
中島みゆきさんの「ファイト」
今でも頑張る力をもらってる— 勉強モチベ爆上げ君 (@juken3018) August 25, 2020
中島みゆきさんの「ファイト」って曲がありますよね。俺はずっとあの曲と戦っているんです。いつでも。いろいろなリスナーがいる中で、あの曲はジャンルを問わず、心に届く、痺れると思うんです。その部分を、俺達ができるかどうか。
【HMVインタビュー】 #MOROHA— MOROHA_bot (@MOROHA_bot) August 25, 2020

中島みゆきの代表曲をサブスク(定額制)で聴こう
2020年1月8日よりついにサブスクリプション(定額制)で中島みゆきの曲を聴けるようになった。
『Amazon Music Unlimited』に登録すれば、月額980円(プライム会員は月額780円)で中島みゆきのシングル曲(カップリング含む)が聴き放題。
(※1975年版『時代』、映画主題歌バージョン『瞬きもせず』は含まない)
もちろん中島みゆき以外のアーティスト曲も聴くことができる。
その数、6500万曲以上。
30日間の無料お試し期間があるので、ぜひ一度試していただきたい。
『Amazon Music Unlimited』の公式サイトはコチラ。
