1998年3月18日に発売された25作目のアルバム
『わたしの子供になりなさい』
の全曲解説&みんなの感想をみていこう。
『わたしの子供になりなさい』の特徴
「自分さがし」がコンセプトのこのアルバムは、ドラマや映画の主題歌や社会的批判を織り交ぜた歌、提供曲のセルフカバーなど、曲調から歌詞の内容まで表情豊かな仕上がりになっている。
1998年4月1日付の北海道新聞夕刊でのインタビューでは、アルバムタイトルにちなんで、
「作品は、手を離れた時点で嫁に出した子供みたいなもの。
どんな子を産むのか分からない」
と発言している。
10年ぶりにLPが販売された。
ファンクラブの会報によると、
「12cm四方のCDジャケットでは表現しきれないビジュアル・コンセプトと、多くのアナログ・ファンの方の要望を詰め込んでの企画となりました」
とのこと。
アルバム『わたしの子供になりなさい』のみんなの感想
中島みゆきさんのアルバムと言えば「わたしの子供になりなさい」。それ位僕にとっては印象深いアルバム。一回全部聞く→wikiでアルバムを調べる→もう一度一曲目の「わたしの子供になりなさい」を聞く(もしくは歌詞を見る)。もうね、全ての意味が繋がった時の鳥肌とみゆきさんの優しさがヤバい。
— 司狼 來徒 a. k.a. Raid (@raid_fupa199) February 22, 2012
中島みゆきで一番好きなアルバムは「わたしの子供になりなさい」、次いで「生きていてもいいですか」、「I LOVE YOU、答えてくれ」かな!「わたし~」は恋愛歌が少ない分センセーショナルな曲が多くて好きだお
— 天然亭ガス太郎 (@naturaltaro) January 25, 2011
98年は、CDとレコード出してた人が多かったですね。中島みゆきさんのアルバム【わたしの子供になりなさい】も出してました。プレーヤー持ってなかったので買えませんでした😅
— 北国のくまきち🐻🍯🎅⛄🎄✨ここにいるよ🍀 (@kuma_kichi003) November 19, 2020
中島みゆきのアルバムで
好きなトップ3は36.5℃
予感
わたしの子供になりなさい— 僕、そ~ゆ~の大好き™ (@astromaniax26) December 7, 2020
中島みゆきは命の別名とか私たちは春の中でとか紅灯の海とか好きです。
わたしの子供になりなさいは名盤— 黒いち🍎 (@IchiVk2) January 31, 2020
曲解説
『わたしの子供になりなさい』
アルバムと同名タイトルの曲。
傷ついた人の心を癒すゆったり系のサウンドは瀬尾一三&David Campbellによるもの。
どこか『この空を飛べたら』的な雰囲気を纏っていて、加藤登紀子が歌ってもしっくりくるような印象を受ける。
歌詞解釈
恋に疲弊してしまった人にどう対応すべきか?
難しいところだが、
「あなたが泣くときは わたしは空を見よう
あなたが泣きやめば ふたりで空を見よう」
と寄り添ってあげるのがこの曲のスタンス。
中島みゆきの応援歌には「がんばろうぜ」といった上から引き揚げるようなコトバはない。
あの『ファイト!』ですら、よく聴けば、闘う人間と同じ側に立っている。
視線が同じ方向に向いているという点で、この曲は実に中島みゆきらしい。
これまで多くのコトバで我々を勇気づけてきた彼女だが、
「もう愛だとか恋だとかむずかしく言わないで
わたしの子供になりなさい」
とコトバを捨てた究極のアプローチ法をとっている。
中島みゆきさんの曲
『わたしの子供になりなさい』
自分の中で「家族同然」のテーマソングになってしまったw>もう愛だとか恋だとかむずかしく言わないでわたしの子供になりなさい
↓
懸想はともかく家族同然、な歌詞ががが…世間的には、みゆき版「聖母たちのララバイ」かもですなぁ。
— しまねこ@わさもん (@simaneko1) November 28, 2020
男は女には言わないことが多いから
疲れているのなら だまって抱いていよう
おそれているのなら いつまでも抱いていよう
もう愛だとか恋だとかむずかしく言わないで
わたしの子供になりなさい
※中島みゆき わたしの子供になりなさいこのみゆき姐さんの包容力よ…😍
— おっさんの憂鬱 (@ossan_yuutudesu) September 24, 2019
23日はみゆきさんの誕生日だったけど、みゆきさんを祝うよりも、ずっと「わたしの子供になりなさい」を聴きまくってみゆきさんに抱いてもらってる。幸せだ。 ♯中島みゆき
— 真夜中の (@hasunohagiri) February 23, 2017


『下町の上、山の手の下』
コンサートで盛り上がりそうな景気のいいナンバー。
歌詞解釈
「下町」は江東区の深川や葛飾区あたりの庶民が住んでそうな街、そして、「山の手」は世田谷区や杉並区の金持ちが住んでそうな街。
下町に暮らす「彼女」と山の手の「あいつ」の恋模様が第三者の視点で描かれている。
この第三者は、「彼女」に片想いしているらしく、
「いちいち気に障るしたたかな組み合わせ」
と端々に2人のノロケへのジェラシーが表れている。
下町と山の手では住む世界が違うが、片や下町の上玉という設定の「彼女」、片や山の手では落ちこぼれの「あいつ」。
実はお互い近い存在だったりする。
下町から山の手へは、電車が通わないところであるが、そこを歩いて互いに会っている「彼女」と「あいつ」の愛の強さには、ほぼ完敗状態。
だが、それでも下町と山の手、交差しない2人だと思いたい気持ちが、
「もう一度油断をさせてくれ」
という歌詞に滲んでいる。
ところで、この番組を見て思ったのだが、自分にとってのNo.1中島みゆきソングといったら何になるのだろうか。単純にiTunesでの再生回数が最も多いのは「With」だけど、ちょっと違うよなぁ。因みに偏愛している曲は「下町の上、山の手の下」。
— 櫻田雅昭 (@ryomisawa) November 7, 2013
明日BLに使える中島みゆき、本日ご紹介致しますのは何かと対照的な2人組にお勧め、「似合いと意外は紙一重のめぐり会い いちいち気に障る したたかな組み合わせ」でお馴染み『下町の上、山の手の下』です。「もう一度油断をさせてくれ」など解釈の幅が広い歌詞も多くやや玄人向けの一曲です。
— 猪瀬扇子 (@inosesensu) November 26, 2012
中島みゆきの「下町の上、山の手の下」って、男女のことを歌ってるけどあの内容って友人や知り合いにも当てはまるな。話も合わない育ちも違う2人同士だけどやっぱりいないと困る。最も良い人間関係なんじゃないかと思った。
— PampasCat (@LitleColocolo) September 20, 2012
『命の別名』
1998年に放送されたいしだ壱成主演のドラマ『聖者の行進』の主題歌。
このドラマのために中島みゆきが書き下ろした曲で、知的障碍者を扱ったドラマの趣旨を汲んだ歌詞になっている。
こちらはアルバムバージョンで伴奏・歌唱ともに、シングルよりも激しいタッチだ。
歌詞解釈
弱い存在に光をあて、
「命に付く名前を”心”と呼ぶ
名もなき君にも 名もなき僕にも」
と歌っている。
「くり返す哀しみを照らす 灯をかざせ」
という歌詞は、ドラマの中の虐待を意識した歌詞だと思うが、ドラマから切り離して聴けば、広い解釈ができる。
石や樹や水に、
「僕と生きてくれ」
と呼びかける様子は、中島みゆきならではの切り口だ。
命の別名が1番好き。(もっと細かく言うと、album verの訴えかける感じが好き)
サビの盛り上がりはもちろんなのだけど、2番の歌詞が響く容易く涙を流せるならば容易く痛みもわかるだろう。
けれども人には笑顔のままで泣いてる時もある。次点で誕生かなぁ〜。
— ボンパフー (@Bongpahoo) July 21, 2020
命の別名ねぇ。。シングルver.が至高なんだろうけどアルバムver.のがなり声が最高過ぎる…
— ひふみ🍇 (@aonohihumi) May 29, 2020
中島みゆきさんのアルバムを久々に聴いて『命の別名』のかっこよさに心が震えてる((⊂(∩///`ω´///∩)⊃))フンフン
— ほろほろ紅葉(微睡み中) (@momizi_shion) November 7, 2019

『清流』
フェイ・ウォンに提供した曲。
フェイ・ウォンの方は『人間』というタイトルで林夕という中国人が作詞を手掛けているが、それを中島みゆきが新たに歌詞を書き替え、それに伴いタイトルも変えた格好。
歌詞解釈
敵対心を持つ男とそれを優しく諭そうとする女を描いた歌。
上手くいかない関係を流れに喩えて、
「流れよ清き流れよ はじめの滴を忘れても
流れよどちらからともなくまじわり合って流れてゆけ」
と願いを託している。
フェイ・ウォンは中島みゆきの歌も何曲かカヴァーしていて、なかなかによいので聴いてみてほしい(「清流」は「人間」というタイトルでうたわれている)。
— 魚住蓮奈 (@hasnan_mhd) December 15, 2020
RTしたフェイ・ウォンの「人間」、中島みゆきが「清流」ってタイトルで別の歌詞をつけてセルフカバーしてる曲だ。これが収録されてるアルバム、冒頭わたしの子供になりなさいと歌い、前半山場の命の別名を経てからの、箸休めと見せかけてこの歌詞が出てくる流れがすごいと思うhttps://t.co/ACXJuBgxyz
— ちゃおくん (@siempreasioti) May 9, 2020
中島みゆきの#清流 って曲がある。
その歌詞の中に♫なぜ競わなければいられないのでしょう
男と女は敵じゃないわ♩ってあるんだよなー。
なんで嫌われるような事するんだ? https://t.co/vzRCDoEh1s— 名言君 (@mugongshan) November 11, 2019

『私たちは春の中で』
的場浩司主演の映画『大いなる完(ぼんの)』の主題歌。
後に、シングル『瞬きもせず』のカップリング曲としてシングルカットされている。
歌詞解釈
タイトルに「春」が含まれているものの、のどかな要素は一切ない。
「春」というコトバは何かの象徴で用いられているようだ。
「私たち」の孤独や焦りみたいなものを「春」と対比的に描いている。
中島みゆきさんの「私たちは春の中で」は何だかとてもずっしり来る曲だ。
15年前に聞いたときには何も感じなかったこの曲がいつの間にか重さを帯びていた。— おもポン😇 (@OmochiPDR) November 9, 2020
『In The Spring』<私たちは春の中で>
(中島みゆき アルバム「Singles2000」2000年より)英語の歌詞を見ながら聴いている🎵
失わないものって、なんだろう。— ケロモル (@keromoru) October 31, 2020
私たちは春の中で、の中島みゆきどちゃくそかっこよい
— ゴーシュ (@cellolien) May 4, 2020
『愛情物語』
1997~1998年に放送されたテレビ朝日系ドラマ『はみだし刑事情熱系』シーズン2の主題歌。
シーズン1主題歌『たかが愛』に引き続き、シーズン2も中島みゆきが手掛けている。
アップテンポで独特の歌唱でまた新境地を開拓していった。
歌詞解釈
世間一般で言われるところの傍で尽くすという「愛情」とは真逆のカタチの「愛情」を提示している。
歌詞に現れる「他人になる」「裏切り」「離れる」というコトバは時と場合によっては愛情の裏返しなのだ。
この曲のように。
1中島みゆき「糸」
初めて一緒にカラオケに行く人と行くとき大抵歌ふ。
どの年代の人も大抵知ってる歌なので。2中島みゆき「愛情物語」
激しい歌を歌ひたいとき。
私の選曲に慣れた方の前だけで歌ふ。— さ と う ひ (@Z_Bozhi) October 2, 2020
「愛情物語」に関してはPART2初回(リアルタイム時)で聴いたとき、歌い方がいつもと違うから両親と「これ歌ってるのみゆき?」って話してたの今でも覚えてる。それでEDクレジットで中島みゆきの名前見て驚いた記憶がある。
そして親父の「えっこれみゆきかい!」って言ったのも印象的。
— 💥🔫ハードボイルド・リク🕶️💣 (@HARDBOILED_RIKU) September 1, 2020
中島みゆきの愛情物語、みゆきちゃんがイケメンだから聴いてほしい
— 笹かま (@Sasa_no_ha_sa) July 21, 2020

『You don’t know』
「泣きなさ~い笑いなさ~い」の『花』でお馴染みの石嶺聡子に提供された曲。
片想いソングは中島みゆきのお家芸。
彼女の右に出る者はいないと思わせてくれる曲だ。
編曲は瀬尾一三&David Campbell。
歌詞解釈
友達という関係すら崩したくなくて本音を悟られないように振る舞う女性が描かれている。
「期待なんかしないことと固く誓ったのに心乱れて」
と、ブレーキをかけつつも意に反して揺れ動く女心。
タイトルの「You don’t know」は、「あなたは知らない」という意味。
そう、どんなに視線を送り続けても自分の思いには気付かないだろうという切ない思いだ。
「見つめてみてもあなたは気づきもしない
窓辺の鳥より値打ちがない」
恋をすれば誰もが経験するだろう臆病な気持ちをリアルに歌にしている。
ゲイに恋した女性、レズビアンに恋した男性、既婚者に恋した人に贈る歌があります。中島みゆきの「You don’t know」と「MERELY-GO-ROUND」って言うんですけど
— chifi (@chifi0358) May 20, 2020
この思い気づかれてはいけない
友達でいることさえなくなる
特別な素振りをしないために
特別に心は痛んでいる
誰でもない冗談さえ私のことかと怯えてしまう
※中島みゆき You don’t knowこの辺の言い回しはやっぱりみゆき姐さんやね…
こんな片想いもありますわな……— おっさんの憂鬱 (@ossan_yuutudesu) October 18, 2019
中村中さんの「友達の詩」と中島みゆきさんの「You don’t know」という曲が今の気持ちにピッタリ。
毎日会えるのは嬉しいけどものすごく切なくて哀しい。
この気持ちはどこへやればいいんだろう・・・。— mi-kn (@mikn6) November 6, 2013
『木曜の夜』
こちらもラブソング。
中島みゆきの恋歌の中では比較的軽快なサウンドで爽やかな夜の印象を受ける。
「自分探し」というコンセプトなだけに中島みゆきの新たな顔を見ることができる一曲。
歌詞解釈
「木曜の夜11時半」
という具体的な時間設定がストーリーにリアリティを持たせている。
登場する「私」は急いでいる様子。
「もしかしたら私をみつけてくれるかもしれないから」
「あなた」を追って人混みの街に出てきたはいいが、会える奇跡なんてそう起きるものではない。
「こんなにこんなに人はいるのに
どこにもどこにもあなたはいない」
と、街を行き交う人々と「あなた」を対比して描き、想いの強さを表現しているとこなんか、もう見事。
中島みゆきさんの「木曜の夜」って曲は故ダイアナ妃の事を歌ってるって説があるらしいけど、具体的にあの歌詞のどのへんからダイアナ妃の事だと読み取れるの?
正直世代的にダイアナ妃の事もよく分からないんですけども…#中島みゆき #木曜の夜— 殺菌消毒 ✿ 建設公団 (@Snusmumriken12) March 12, 2014
中島みゆきの「木曜の夜」って曲があるんだけど、本当にいい曲。何気ない言葉と簡単なコード進行なのに、あそこまで夜の雰囲気と寂しさ、切なさを出すのは異常。完全にセンス。開始0.5秒で名曲って思える。そんな曲。中島みゆきの世界観凄い好き。
— タケシックス♡ (@narumi_haruka) June 20, 2013
知人から教えてもらったラブソング。
こんな想いで、木曜の夜を過ごしている女性がいるのかなと思うと、柄にもなく切なくなりました。
「木曜の夜」 中島みゆき http://t.co/05aXRjvSOx @youtubeさんから— shingechan (@Shingechan) April 25, 2013
『紅灯の海』
俳優の竹中直人に提供された曲。
渋い演歌にも取れるような曲調は歌詞の世界観を引き立てるのに役立っている。
歌詞解釈
「紅灯」というコトバは「赤ちょうちん」を意味している。
赤ちょうちんが点在する夜の飲み屋街を「紅灯の海」という比喩で表わしている。
「足は千鳥と成り果てて」
という歌詞は、酔いつぶれて足元がおぼつかない様を言ったものだが、それが滑稽にならずちゃんと男の哀愁漂う背中が目に浮かぶようにロマンティックに描かれている。
「紅灯の海に漂い ひとつふたつの思い出を抱き
紅灯の海は優しい 海と名の付くものは優しい」
やはり中島みゆきは言葉の魔術師だ。
#毎日中島みゆき 45曲目
紅灯の海/わたしの子供になりなさい(1998)この曲の奥底には優しさがある。酒に逃げる情けなき者ではない。未来と過去、楽しみと悲しみを一緒くたに感じ入り、海に浮かび漂う者である。飲んだ帰りにこの曲が流れると泣きそうになる。竹中直人ver.も聞いてみたいものだ。
— じばてろver2.0 (@zibakutero) November 6, 2020
中島みゆき「紅灯(こうとう)の海」歌詞が難しいけど、人生の応援歌みたいなとてもいい曲。「時代」や、さだまさし「生生流転」にちょっと雰囲気が似てる。そして何より「海と名の付くものは優しい」と締めくくっている歌詞が好き。そうだといいな。
— わかしお@帰宅後風呂直行 (@ff_ua_RA) October 18, 2020
みゆきさんのあまり馴染みのない曲を色々聴き直してるんだけど「紅灯の海」って曲が今の自分にすごく響いた。
これは海の男の歌ですね。なんて男らしい歌い方なんだ。
みゆきさんのファンにゲイが多いのは女の気持ちに共感ももちろんだけど、こういう惚れ惚れするような男らしさもあるからだと思うよ。— G◎N (@gontaku) May 28, 2020

『4.2.3.』
1996年12月17日、ペルーの日本国大使公邸がテロリストに襲撃され、4か月以上も占拠され続けた事件があった。
特殊部隊が突入した日本時間1997年4月23日の光景とそれを見て中島みゆき自身が感じたことを、加工せずそのまま歌にしている。
歌詞解釈
中島みゆきは、事件を報道するメディア、ひいては日本という国に対して危機感を募らせている。
この事件では、日本人の犠牲者は出なかったものの現地の人(テロリスト以外)の命が失われた。
だが、日本のメディアはそれには触れず、日本人の無事を嬉々として報道したため、そこに中島みゆきは強い反発を覚えたのだ。
婉曲的な表現をなるだけ避けた随筆のスタイルは、中島みゆきの楽曲の中でも極めて珍しい。
12分という尺の長さもこれまた異例。
「4.2.3」in『わたしの子供になりなさい』
珍しく具体的な事件
在ペルー日本大使公邸占拠事件(1996)を採り上げた歌。内容よりもみゆきさんの姿勢が衝撃的だった。
創作というバリアを張らず
歌の「私」が中島みゆきであることを隠さない。
無防備にすぎるスタンスに恐怖さえ覚えた。#中島みゆき— YUPY (@MYUPYZ) August 9, 2020
かといって中島みゆきは60年代に流行ったプロテストソングのような歌を書いたわけではない。彼女の歌はあくまでも失恋の歌であり或いは実存の歌であった。けれども時々社会を痛烈に風刺する歌もいくつか発表した。特に凄いのは放射能の恐怖を描いた「吹雪」とかペルー人質解放事件を描いた「4.2.3」。
— こうちゃん「山本七平の警告 感情国家=日本の没落」好評発売中! (@kozohys2002) August 31, 2020
政治的と言えば、中島みゆきの、ペルーの大使館占拠事件を歌った「4,2,3」や、「吹雪」など深読みすれば政治的と感じられる。ま、いずれもマニアックなアルバム曲ですが。
ただ、彼女の曲には常に「弱い者」や「不条理に抗う者」への眼差しがある。ねえ、聴いてみませんか?#今こそ中島みゆき
— こうこう (@kohkohmiyuki) May 11, 2020

サブスク(定額制)で中島みゆきの名曲が聴き放題
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その数なんと6,500万曲以上。
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