1991年10月23日に発売された19作目のアルバムに収録された
『おだやかな時代』
をみていこう。
中島みゆき『おだやかな時代』
作詞・作曲 中島みゆき
編曲 瀬尾一三
収録アルバム
『歌でしか言えない』
1991年10月23日に発売された19作目のオリジナルアルバム。
鈴木保奈美が出演したCM「ブレンビー」のCMソングに使われた『Maybe』や中学校の国語の教科書に採用された『永久欠番』、ドラマ『親愛なる者へ』の世界観のベースとなった『南三条』などを含んだアルバム。

『ニュースステーション』で使われた曲
1986年にテレビ朝日系の報道番組『ニュースステーション』の『日本の駅』というコーナーで流れていたテーマソング。
テレビで流れていたのは冒頭部分のみ。
この5年後にリリースされるCDとは歌い方もアレンジも異なっている。
ちなみにテレビで流れたバージョンの音源は、今時点、リリースされていない。
CD化が5年後になった理由
番組では曲の冒頭部分しか番組に提供していなかった。
後にフルコーラスを発表するつもりだったが、そこに至るまで5年もの歳月を要したのは、ちゃんと音を作れるスタッフ(瀬尾一三のことか?)と組むまでは形にしたくなかったという中島みゆきの思いがあったからだ。
コーラスにまつわる裏話
曲ラストのコーラスは、伴奏ではなく肉声で盛り上げたかったという中島みゆきの思いが反映している。
コーラスに起用されたのはロサンゼルスの人たち。
また、『おだやかな時代』はPVも制作されている。
当初、そのコーラスにゴスペルを歌う人の声を取り入れたくて、日本の中で探したが、湾岸戦争で出払っていて、米軍の方にまでコンタクトをとったが実現しなかったという。
結果、手作りのような仕上がりになったと『月刊カドカワ』のインタビュー記事で答えている。
マネージャも加えての総動員で、クラッピング(手拍子)を行った。
NGを繰り返したため、手のひらが真っ赤になるほどだったそう。
『おだやかな時代』のPV
『THE FILM of Nakajima Miyuki』
2000年に発売された中島みゆきのDVD&PV集。
コーラスに交って独特な雰囲気で歌う中島みゆきが印象的な『おだやかな時代』。
他にも、『浅い眠り』『空と君のあいだに』『旅人のうた』などの名曲を動く中島みゆきで聴くことができる。

『おだやかな時代』の歌詞解釈
まだ朝を迎えていない町をそっと抜け出す「僕」が主人公。
部屋のドアを駅と見立てて、ドアを開いたところから旅のレールが始まる。
「止まり方しか習わなかった町の溜息を僕は聞いている」
「僕はジョークだけが上手くなった 愛を真に受けてもらえなくなった」
「標識に埋もれて僕は愛にさえ辿り着けない」
僕の生きづらさが歌詞の随所に読み取れる。
「毎日Broken my heart 声もたてずに」
表にできない「僕」の嘆きが歌われている。
『おだやかな時代』のみんなの感想
当時国鉄分割民営化を考えるということで
テレビ朝日のニュースステーション久米宏さんの頃ですが
日本の駅と言う特集を組んで駅の中継をしていました
主題歌が中島みゆきさん
おだやかな時代
まだ眠っている街を抜け出して駆け出すスニーカー
という曲でしたからご記憶の方もあるかもしれませんね— 若林宏行 (@I0eUyFOfkoivNqB) August 23, 2020
中島みゆきの歌、特に好きなのは「おだやかな時代」。ゴスペルっぽアレンジ。
— 石敢當 (@na_tsu_zo_ra) January 31, 2020
中島みゆきの「おだやかな時代」を聞くと、
現実逃避の旅に出たくなってしまう。。でもこの時間からでは。。
素直に帰ろう。
— otousan0315 (@otousan0315) March 5, 2019
改めて思う。
中島みゆき「おだやかな時代」は名曲だと。歌詞が好きだ。読んでいるだけでおそらく泣けてくる。— アロステ (@alloste) July 11, 2016
今、NHKBSで中島みゆきスペシャル見てる。『おだやかな時代』を聴いて泣けてしまった。今、長距離ランナーの皆さんを応援してるからだと、思う。『まだ眠っている街をぬけだして駆け出すスニーカー』という歌い出しだけでもう、涙が溢れた。
— 北斗砂姫@行くぞ 用意はいいか (@sakivega) March 27, 2015
中島みゆきさん おだやかな時代 歌詞の一部分 ♪♪僕はジョークだけが 上手くなった 愛を真に 受けてもらえなくなった 僕に怯える天使たちよ 僕は君ほど強くないさ ……か、沁みるねぇ。
— Danngo (@dannygose) April 23, 2014
通勤途中、訪問の移動中、あれこれ考えながら口ずさむ、中島みゆきの「おだやかな時代」・・・歌うと腹の底から元気になれる。
— chibako (@chibakochan) September 7, 2012
始発に近い時間に家を出る時って、中島みゆきのおだやかな時代が脳内に流れる。
— なみのこ🌤️リモート (@naminocco) August 11, 2012
まだ眠っている街をぬけだして駆け出すスニーカー -中島みゆき【おだやかな時代】- こんな歌詞が似合いそうな時間帯。起きてることなんて滅多にない午前4時半。おはようございます。
— 葵の (@hirarihyururi) July 5, 2012
おはようございまっす!今日も良い朝!今朝のジョックは、ふかーい朝靄の中「おだやかな時代」(中島みゆき)でスタート♪ 「まだ眠っている街を抜け出して 駆け出すスニーカー」で始まる歌がぴったりな雰囲気でした!
— Jun Hanawa☆☆☆ (@magurotoabogado) November 12, 2011
『おだやかな時代』はこんな時に聴こう
まだ日が昇らない早朝に家を出るとき、『おだやかな時代』のイントロを聴きながら家の扉を開けよう。
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